女性は育児に対して苦労してしまう方も多く、今までは他人相手だからよかったものの、子供は自分から産まれたものだからこそ、いい加減に接することはできない。そして自己肯定感が失われ自信がなくなってしまったというお話をよく聞きます。
そんな彼女たちはどのように自己肯定感が低くなってしまわないように対処していったのでしょうか?
彼女たちの声を載せさせていただこうと思います。
育児においての自己肯定感対策について
自己肯定感は流動的
自己肯定感について、私の考えを書かせてもらいます。
自己肯定感って「自分を肯定する気持ち」だと思います。人それぞれ一定のレベルの自己肯定感を持っているように思います。10段階で10の人、8の人、5の人、1の人。でも、10の人もおかれた状態によっては3や2になることもある…周囲に影響を受けやすいものだと自己の経験を振り返っても思います。
私自身は自己肯定感の高い方で、人前で失敗したりしても恥ずかしくなかったり、立ち直りが早いです。しかし、育児をしていた時期に、子供との関わりに自身が持てませんでした。男の子を育てていましたが、言うことを聞かない、すぐちょろちょろうろつきまわることが理解でず、怒鳴りつけて怒ってしまったりと後悔、反省の連続で、駄目な母親だと自信を無くしていきました。自己肯定感は下がる一方。たくさんの育児書を読みました。自分は駄目だとさらに思いました。
そんな中、『ああ、息子』という全国の男の子のお母さん方の体験エッセイ集を読みました。ぶっとんだ予測不能な男の子の行動の数々。うちの子なんてかわいいものだ。むしろもっとはじけていいのでは?と思うほど、男の子ってものに対する認識が変わりました。そこから、きりきり息子に対して怒ることも減り、私の自己肯定感も戻っていきました。「男の子はこうやって関わればいいのよ」と今なら言えます。
自己肯定感は流動的で、下がった時にはその時その時必要なケアがある…と思います。
自己肯定感って言葉を改めて知った子育て中
自己肯定感って言葉を私がすごく認識した瞬間は、私はどうしてこんなに自分のことに自信がなくて、人前で話すこと、指を出したり、ジーンズを履いたりすることもできないんだろうって思ったからだ。そしてそれは育児本「心の基地はおかあさん」を読んで答えが出たことでもある。自分が母親から記憶にないくらい幼い頃から毎日毎秒声をかけられてきた言葉かけ、それが原因だと気づいた。私の息子たちの子育ては、自分が幼い頃言われたくなかった言葉掛けはせずにポジティブな言葉をつかっていた。私と相似形の遺伝子を持つチビマッチョのイケメンじゃない息子は、自信満々に育ち、隙あらば人の中に、海外に、知らないスポーツに意気揚々と入っていく。言葉かけしだいで自己肯定感って育ち、それはまた人生の勝ち組を作ることなんじゃないかなと私は息子たちの生き方を通して感じている。幼い頃から毎日かけていた言葉「生まれてきてくれてありがとう」「可愛いねー」「ツイテるんだよ。貴方は」「できるできるできる、ほらできた」「貴方はお母さんの右腕スーパーマンだよ」腕枕をして寝てくれた三歳の長男である。愛されて人は自分のことを肯定できるし、愛してくれる親がいるから死にたくなったこともあっても死なないと、ツィートしているのを見たこともある。子どもと関わる仕事をしているけど、他人である小学生の見た目のコンプレックスも私は自信にかえることができ、子ども達が生き生きと育つ姿も目の当たりにする。私に大きくなっても私を見つけると必ず手を振ってくれることで、自己肯定感っていつからでも他人からでも育てることはできると自信を持って言える。
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