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自己肯定感が低い原因について
近年話題となっている自己肯定感。
さまざまな研究によって人が幸せに生きるための重要な要素の一つといわれています。
生まれついて自己肯定感はない?
多少遺伝の影響はあったりするにしても人は元々生まれながら、自己肯定感を備わっているわけではないと思います。
では一体人間はどこから自己肯定感に差がでてくるのでしょうか?
今回は数名の方からの客観的なお声を聞いてみました。
自己肯定感の低い人の原因について聞いてみた
自己肯定感の低い人は家庭環境に原因あり?(20代女性)
私は自他ともに自己肯定感が低いと思っています。
褒められても無駄に謙遜してしまって相手を逆に不快にさせたり、「自分が好かれるはずがない」と思って挙動不審になってしまったりと日常生活にも影響があります。
色んなサイトなどを見た結果、家庭環境が大きな要因なのではないかと思います。
①なぜなぜ期に無視されてしまっていた
幼少期はとにかく何でも「なんで?」となります。その質問を親から無視されていたことはありませんか?
学習性無気力という言葉があるように、初めはしつこく聞くのですが、聞いても答えてくれないことを見てだんだん聞かなくなります。
それが今に影響するのは、「聞いてもどうせ答えてくれない」というネガティブ発想なのです。
②とにかく否定されて育った
これは1番大きいのではないでしょうか。
たとえば、絵を描いて見せても「そんなことより勉強は?」と言われたり、宿題を早く終わらせても「そんなに早く解けるなら次のページもやればいいのに」と言われたり、とにかく褒められないで否定されて育った経験はありませんか?
これらは、自分自身をアピールできない今に繋がっています。
褒められないのがわかっているから、あえて無駄なことをしないように無意識のうちになってしまうのです。
あなたの親は上記の通りだったかもしれません。
しかし、友達や職場の人達はそうではないかもしれません。
勇気をだして自分を少しずつ開放してみてはいかがでしょうか。
きっと自己肯定感が少しずつ高まるかもしれません。
自己評価が低くなる原因については子供時代の育ち方にある(40代男性)
ある人の自己評価が低いとき、原因は子供時代の生育歴にあることが多いと思います。
多くの人は子供時代に健全な自尊心を育むチャンスに恵まれたが、自己評価の低い人はそういうチャンスに恵まれなかったんだと思います。
沢山親に褒められたり、小さな事をいくつも達成して自分自身に対する信頼感を子供時代に獲得していくの普通であるのに、
自己肯定感の低い人は、親に褒められる経験も少なく、自分自身への信頼を醸成する小さな成功を積み重ねることが出来なかったのが原因だと思います。
子供時代の生育環境を自分で選択できる人はいないと思います。
端的に言ってしまえば、子供時代の環境は運不運が全てだと思います。
良くない生育環境のせいで自己評価が低くなった人は、その後も改善しないのだろうか?
子供時代に運がわるかった人は、低い自己評価にずっと苦しまなければいけないのだろう?
いいえ、そうではないと断言できます。
不幸にして人生の序盤に良くないことが起こっても、人間は何とか努力で変われると思います。
例外的に重篤なものに関しては別だろうが、ある程度の年齢になれば自分から動くことが出来るんです。
今はネットも発達しているので、効率よく情報が得ることができます。
それでもダメなら精神科医や臨床心理士だって手助けしてくれたりします。
大人になってからは自分で動いて自己肯定感の低さを緩和することが出来たりもします。
完全には自己評価の低さを払拭できないが、対策するほうほうは沢山存在するのでそれに向き合っていくことが大切だと思います。
育った環境と自己肯定感が低い原因との関係(30代女性)
自己肯定感が低い人は、ありのままの自分の姿をあまり評価できません。
もっと仕事や家事ができていなければいけないとか、もっと容姿が美しくなければならないとかさまざまな思いがあるため、現在の自分をきちんと評価して認める事が難しいのです。
では自己肯定感が低い人に多い、幼少期の家庭環境というものはあるのでしょうか?
私自身とまわりの経験から感じるのは、幼少期の親との関係は自己肯定感と関係しているということです。子供にとって、親から褒められるというのはとてもうれしくなることです。
と同時に、自分は愛されている、愛される存在だと感じることもできるはずです。
しかし小さな子供の頃に、ほとんど褒められなかったとか、あることをした時だけしか褒めてもらえなかったという場合どうなるでしょうか?
子供はありのままの自分ではだめなんだとか、これをしている自分でないと認めてもらえないんだなど、本当の自分では何かが不足していると感じてしまいます。
そのまま大人になると、自分は誰かから褒められることはないとか、自分は価値の低い人間だから人一倍がんばらなきゃいけないなどという発想に陥ってしまうのです。
自己肯定感は親から与えられる部分も大きいと思います。
自己肯定感が低いなんて言っているのは甘えだとしか思えない(40代男性)
「自己評価が低い」
そういう言葉を良く聞くようになりましたが、何かの言い訳に使われる事が多いという印象です。
自分には甘えだとしか思えない。
そういう瞬間も多いです。
世の中おかしな概念がどんどん増え、そしてそれにただ乗りする人が非常に多い。
本当に気の毒な人もいると思うのです。
そういう人は自分のことを自己評価が低いなんて客観的に捉えることは出来ないでしょう。
何不自由なく最高の子供時代を送ることができる人はいないと思います。
自分もそうでした。
子供時代はみんな身を守るすべもあまりなく、親にも友達にもされるがままでした。
いじめのようなこともありました。
しかしそんなことはありふれた話でそこら中の子供が体験していたことです。
本当に過酷ないじめや虐待などからの自己評価の低さにつながった人以外、自己評価が低いなんていう言葉を使うべきではありません。
そういう言葉を使い、自分の逃げ道を探す前にもっとやるべき事があると思います。
気合いを入れ、黙って努力です。
内容は何でも良いのです。
勉強に関すること、運動に関すること、仕事、趣味
気合いを入れてとことん取り組むことです
それが出来ない人が、自己肯定感の低さなんて言葉を使い、無いところに原因を探すのだと思います
自己肯定感低い人の原因について(30代女性)
親や育ててくれる人が、どれだけ成功体験をさせてくれ、共に喜んでくれたかも関係する気がします。
私は、三姉妹年子。自己肯定感が低い。子供を産み、自分がいた子供時代が苦痛でフラッシュバックしてしまうこともあります。
当然、親になったからわかる。子供を育てるのは大変。
今私は、母親にされて嫌だったことを、子供にしないように育てています。
小さな成功を親がしっかりと見ている。
一人で立てた、一人で箸が使えるようになった、鉄棒、自転車、すごいすごいと小さい頃された子って、どんどん心の中も満たされていく。
ここに、家族構成が変わっていく。兄弟ができる。親は余裕がなくなり、下の子は、同じ事が出来てもそれほど喜んでもらえない。
むしろ出来て普通。そういう親の元育ってしまうと、、例えば、ピアノの習っている姉妹がいて、当たり前だけれど、4つも5つも違う姉は妹よりも大分上手にピアノをひく。
その姉がピアノがうまいと妹は、姉と同じ年になった時に当時姉が弾けた曲をその年になった時に自分が弾けてないと、姉妹を比べる。
そういう育てられ方をすると、もう妹は、諦めてしまう。自分には無理だと。
兄弟を比べて育ててしまうと、それを姉が真似してバカにしてくるようになる。
その繰り返しでどうせあんたはバカだからなんて言われて育つと、何も出来ない気がして自己肯定感低い人間になっていく。
これらが自己肯定感が低くなってしまう原因だと思います。
自己評価の低さを直すのは困難(40代男性)
自己評価の低い人に関する調査から、自己評価の低さは子供時代の生育環境にあると言うことが分かった。
原因は、親にまともに褒められた経験に乏しかったり、遊びや勉強で小さくてもプラスの結果が残せなかったりすることから生じる。
また深刻ないじめ体験から、どうしても自己評価が低くなってしまう人もいる。
自分では選べないことで、自己評価に深刻な低下を来してしまった人はどうなってしまうのか
自己評価を高めるための沢山の方法が流布されているが、完全に払拭することまでは困難である。
子供は可塑性が高く、外部の影響を大きく受けやすい
子供の心は、大人では考えられないような脆弱さを持っている
人間に一度しかないとても大切な時間だと言える
その時に下がった自己評価の低さを後々修正できるか
どれだけ頑張っても、効果は限定的である
大昔に受けた望ましくない傷を大人になってから治すのは難しい
時間がたった後も、小さい頃の自己評価の低さは顔をのぞかせる
一生格闘しても完全に克服することは難しい
しかし自己評価が低いことは必ずしも悪いことだとは限らない
ビジネスではプラスになることもある
自己評価の低さから生じた不安を埋めようと、常人では考えられないような熱意で仕事に向かうビジネスマンは多い
自己評価の低さが上手く転化された例の一つである
自己肯定感が低い人の原因は遺伝子の影響だけではない(30代男性)
自己肯定感に関しては確かに遺伝による影響はあったりもします。
しかし自己肯定感の多くの部分は、家族や職場、学校など社会の中で人と関わっていくことで備わっていきます。
自己肯定感が低い人というのは、人との関わりに難を感じている場合が多いです。
物心のつく頃が人間のアイデンティティーが形成されるため、その頃に家族や周りの人達に自分のことを否定されたり、きょうだいや友達と成績を比べられることで、自分はできない人間なんだと思うようになります。
このようなことが積み重なっていくと、自己肯定感が低い人間になってしまいます。
自己肯定感が低い人は、自然に人と比べてしまってしまう傾向が高くなってしまってしまい、どんどん深みに入ってしまう危険性もありますが、
それは気付くことでその考えに捕らわれてしまうことを防ぐことができます。
改善方法としては、まず人と比べる考えをしているということに気づいてもらうことです。
そして、小さな成功体験を積み重ねてもらうことを提案します。
これは、いきなり大きい目標をもって頑張ると達成しにくいですし、達成できなかったときに、再び自己肯定感が下がり悪循環になってしまうからです。
小さな成功体験を積み重ねることで、自分はできたという気持ちを繰り返し味わうことで、少しずつ自分を信じることができるようになっていきます。
また、応援の仕方は、頑張ってとは言わないほうがいいです。
それは、すでにその人は充分頑張っているはずだからです。なので、頑張ってるということを知っているということを伝えるとよいと思います。
自己肯定感が低くなっている原因について(30代男性)
自己肯定感が低くなっている原因となっているのは
・自分と他者の違いを比べてしまう癖
・本来の自分よりも高い能力を持った虚像がある
この2点だと思います。
前者の、他者との違いを比べてしまうということは、自分のことを他者と比べることでしか評価できないからなんです。
他者より劣っていると感じて、自分の能力を高めようと努力ができる原動力になるならば、プラス効果になりますが、他者と自分を比べて劣っているところだけに焦点をあてて自分を卑下し、あきらめてしまっては自己肯定感を下げてしまいます。
この癖をやめるためには、他者ではなく自分の能力を知ることも大事ですが、
自分がただやりたいと思えることをやっていくことで、自然とその能力が上がっていきます。
そうすると、やりたいことが自然に身につくからそのことに集中できます。
集中しているときには自分が変性意識状態となるため、情報を収集しやすくなるから能力も身に付きやすいです。
一つのことを成し遂げられたという結果を身に染みて感じられ、次へのステップアップに進むためのやるべきことがみえてきます。
まずは、
何かに没頭する
といいと思います。
後者の自分より高い能力を持った虚像がある、ということも前者と変わりないです。
原因は本来の自分とは別に、妄想で作り上げられた虚像があるため、その虚像と自分を比較して、「なぜ妄想で作りあげた虚像と本来の自分はこんなにも異なっているのだろうか?」と絶望感に苛まれることになります。
この現象を防ぐには、本来の自分は、妄想で作り上げられた虚像の自分に騙されていると気づくことです。
本来の自分と虚像を分離させるために、没頭できることを探してみると自己肯定感が高まりました。
これを意識すれば自己肯定感の低さも原因の部分から解決していけると思います。
自分は誰?自覚していない自己肯定感の低さ(40代女性)
自己肯定感の低い人は、なにかしらのきっかけで、注意、指摘された事や度重なる失敗で、自分は出来ないと思い込んだり、思春期の頃人間関係が上手くいかず、孤立したり、いじめにあい自分の存在価値に対して卑下するようになったりと、何かしらの習慣化する原因があります。
問題なのは、自己肯定感の低い人は、自分で常日頃そういったネガティブなことを口癖にしたり、他人軸で生きている自覚がないことです。
他人軸で生き、自己犠牲をしていて、苦しい状態だと思います。
自己肯定感の低い人は、辛い出来事の感情を今も過去から引き継いで、持っています。
過去の出来事、きっかけよりも、今ももち続けてる感情が問題なのです。
その感情を手放せば、自分自身の接し方が少しずつかわってくるでしょう。
その感情を手放す為にすることは、自己受容です。
自己肯定感の低い人は自己受容もできていない方が多いと思います。
自己肯定感と自己受容は、隣合うものですので、自分を大切にしていない人は自己肯定感が低いと言えるでしょう。
経験は人それぞれ違いますが、大元の癒されるべき部分、原因となっている部分は広い視点から見るとみな同じなのです。睡眠時間が短いのも、精神的な状態を悪くするため、気をつけることです。
たくさんの原因、そして対策があるので希望を持って向き合い対策を高じて欲しいと思います。
自己肯定感が低い人は感謝されたいだけ(30代女性)
自己肯定感の低い人は、自分に自信がなくて褒められるのが苦手です。
「自分なんてどうせダメな人間だ」という意識が強く、必要以上に謙遜してしまうのです。
そのため、せっかく人から褒められてもお世辞やイヤミにしか思えず、褒められるのを苦痛にさえ感じてしまうことも。
また、何か物事をやる前から「どうせ自分にはこんな難しいことはできない」と諦めて挑戦しないなど、自身の能力を信じることができず、すぐに自分の限界を決めてしまいます。
まずは自分に自信がなさ過ぎます。
自己肯定感が低いと、そのせいで自分の意見に自信が持てず、発言することをためらってしまうことがあります。
また、周りについ合わせてしまったり、気を遣いすぎたりと、必要以上に周囲からどう見られているかを気にしてしまうのが特徴です。
他人の目を気にしています。
人の面倒を見てあれこれしてあげたり、アドバイスをしたがったり……一見「いい人」に思えそうですが、人からよく思われたい一心でしている場合は注意が必要です。
それは、自分で自分を肯定できないがゆえに、他者から認めてもらい感謝されたいからかもしれないのです。
また、アドバイスをすることで自分が優位に立っているような錯覚に陥り、人よりも優れていると思い込むことで自己肯定感の低さを補おうとしているパターンもあります。
みんなに好かれたいと思っている。
子供の頃に成長する過程で失敗を経験して成功を経験する事が影響している(30代女性)
私自身が自己肯定感の低いタイプなのでよく分かるのですが、まず育った環境が一番影響していると思います。
特に問題のある家庭でなくごく一般的な両親のもとで育っても自己肯定感が低くなる事があります。
母親は専業主婦で時間がなかったわけではないけど完璧主義。
父親は仕事一筋で子育てに関しては母親に全て任せた状態。
完璧主義の母は生活にしても何にしてもペースが乱れる事を何よりも嫌う。
ここが最大の問題で、子供が成長する過程で母親のペースを乱しまくるわけで、それが母にとっては我慢ならない事だった。
ただ、母親は子供好きで特に虐待をするとかそういった方向には向かわず、成長する上で子供が自分自身でやるべき事を母が全部やってしまった。
だから周りの子が出来ていることが出来ないという状況が多々ありました。
出来なかったことが出来て褒められたという記憶も私の中ではありません。
出来ないからと責められる事もなかったのですが。
母親にとっては、それが完璧な子育てだったんです。
そして子育てを一任している父はそんな母の子育てに疑問を持つこともなく、私が女の子だったこともあり、ただただ甘やかす状態でした。
出来なくて責められる経験が無かったとしても、褒められることもない上に幼稚園、小学校と成長に影響する時期に周りの子が出来ることが私には出来ない。
そう思って育った子は自己肯定感はかなり低くなる事でしょう。
成功経験や失敗したうえで成功した経験によって自己肯定感は育つんだと私は思います。
自己肯定感と家庭環境は大きく左右する(20代女性)
私が考えた自己肯定感の低い方はやはり生まれ育った家庭環境が大きく反映されていると思っています。
なぜかというと、1番時間が多く費やされるところはなによりも家庭くらいしかないからです。
もっと言ってしまえば親同士がきちんと仲よくて子供の前でするべきことやしてはいけないところをしっかりとわきまえているようなちゃんとした家庭内で育った子供は将来大抵プラスに物事を考えて行動するようになると思います。
それと反対に子供の前でも堂々とわきまえていくことなく喧嘩をするような親は基本結婚生活が上手に送れていません。
なのでそれを見させられて育ってきた子供は基本非常識な言動に走りやすいです。
精神疾患も患うようになり立場がなんなのか分からなくなって居場所を見つけられなくなります。
その繰り返しが大きく影響されているので自己肯定感の低さにつながっていくと思いました。
家庭環境は子供の立場は選ぶことが出来ず運任せなところもイヤイヤあるので本当に残酷なものです。
なので最終的には自分で変わっていく努力をしない限り変えていくことが出来ないと思います。
ちゃんと考えてから子育てやしつけを親になる方はしてもらいたいなと思っています。
自分の自己評価が低い原因を考えてみた(40代男性)
私は自己評価が低いです。原因は子供時代にあると思います。
病弱な母親には怒られた経験しかありません。毎日毎日母親はヒステリックに自分のことを叱りました。
私は自分の耳を塞ぐだけで精一杯でした。
そして時には私を叩きました。
父は無口な人でした。
仕事が忙しく、あまり家にいない父がすることは叩くことでした。
まるで叩くことが教育だと思っているようでした。何故あんなにも叩いたのか。
父が何を考えていることがまるで伝わってきませんでした。
毎日大人の顔色をうかがう生活でした。
そんなところが見透かされたのか、短期間のいじめを受けたのを思い出します。
その後、成人してからのこと。
ある日自己評価の低い女性についての記事を雑誌でみて、ショックを受けました。
雑誌の中の女性まではもちろん行きませんが、自分にも同様のところがありました。
自己評価の弱い人にはいくつか特徴があるようです。
(断るのが苦手など)
自分の場合は度合いがそれほどでもなく、生活にもそれほど支障がありませんでした
色々な訓練をして克服する。
そうする人も多いと聞きましたが、自分の場合は自分を一定程度客観視出来るようになったのが大きかったです
たまに苦労することもありますが、致命傷にならずにすんでいます
自分が劣っているように思えてならない(20代女性)
私には双子の弟がいます。
歳が同じということもあり何かと親や親せきからも比較対象として見られていました。
弟のほうが勉強ができたため私は劣等感で自分が大嫌いでした。
一生懸命私も勉強していてそこそこの点数は取っていたのに、弟が常に90点や100点をとっていたたため褒めってもらたことが私にはほとんどありませんでした。
進路をきめる時も私にもやりたい事や、行きたい学校がありましたか、選択肢は私にはなく就職一択でした。
弟は親、親せきの期待通りに立派な仕事に就いたため、私が劣等感から解放されることは未だにありません。
家にいる事が申し訳なく感じた私は家を出て親とも疎遠になっています。
小学校低学年のころから劣等感の塊だった私は、自分に対して卑屈な考え方しか出来なくなてしまっています。自己肯定が低い人の原因としては私と同じように、兄弟への劣等感や、親に認めてもらえないという経験が大きく関わっていると思います。
また、自分は劣っているという考えがいつも心の中にあるため、ちょっとした事で自己評価を下げてしまうので、自己肯定の低い私のような人たちが自分の事を好きになるのは、とても難しい事なのです。
自己固定の低い人を卑下するのではなく、様々な育ってきた環境があるのだと多くの人に理解していただきたいです。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
多くの人はやはり子供時代から今までの生活環境などがその人の自己肯定感を決めているといっており、
それは自己肯定感についての研究においても大きな要素になっているといわれています。
子どもの頃はあまり強い自我を持っていないために、周りの影響をとても強く受けてしまいます。
そんなときの周りの環境がその人の自己肯定感を作り上げていってしまうのです。
是非とももし周りにお子さんがいる環境などにいらっしゃるときは、これらを意識していっていただければと思います。
また子供に限らず、大人になってからも自己肯定感は高くもなりますし、逆に低くもなってしまうこともあります。
特に社会人になると理不尽なことも多くなり、それが原因で潰れてしまう人もたくさんいます。
そういう人を一人でも作らないように、そういう人を見つけたら手を差し伸べ、その人を受け入れてあげる。
みんなが愛で受け止め合えるような環境になればきっと自己肯定感もどんどん上がっていきます。
せっかく多くのことがこういう風に原因などもわかっているので、
実際にそういう世の中にしていけるよう、みんなで頑張っていけたらいいですね。
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