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子どもの自己肯定感について
近年話題の自己肯定感と子供教育について
最近、テレビや雑誌、ネットなどでよく見かける「自己肯定感」。
人間は子供時代に育った環境などの影響を大きく受けます。
自己肯定感なども子供時代にどんな生活を送ってきたなどが大人になってからの生活にも影響を及ぼしてくるといわれているため、
親になって子育てをしていくとなったときに、
自分の子供は将来しっかり自己肯定感を持って一人で立派にいきていけるだろうかと親になると心配になってしまうものです。
モンテッソーリ教育やオルタナティブ教育、その他いろんな教育がでてきています。
いろんな研究がされているなか、
基本的にどれにおいてもベースの考え方は同じなんじゃないかと考えています。
しかし、やっぱり親として子供を育てるから、考えすぎもよくはありませんが、
少なくともそのベースとなる考え方くらいはしっかり持った上で子どもの未来に向かって子育てしていく人達がどんどん増えてきたらいいなと思います。
自己肯定感に関しての記事も今までにいくつか書いてあるので良ければ参考にしてみてください。
こどもの将来のために
子育てのテーマは、自分で自分を信じて生きていく子を育てることです。
今、いくらお勉強ができても、親の言うことを聞くいい子であっても、自己肯定感低く、将来生きていく力がなければ意味がないと思うからです。
子育ての日々は毎日が楽しいわけではありません。
こどもは、毎日何かしら怒られるようなことをやってしまうものだと思います。
社会のルールを覚えていく過程だからです。そんなときに頭ごなしに、やれてないことを叱っても、意味はないと思います。
何故その行動がダメだったのか、次回からどうするべきなのかを諭す必要があります。
そして気をつけるのは、こども自身を否定するのではなく、物事を否定することです。
また、出来た時には、しっかりと過程を踏まえて褒めます。
その際に、努力してやったら出来たことを伝えます。
私はやればできる子なんだという、なんだか根拠のない自信がつきます。
将来の人生には、なんだかわからないけど、自分ならできる気がする!という自己肯定感の高さが必要だと思います。
道の先には何があるかはわからないけど、自分なら切り開けそうな気がする!と思える人に育てていきたいです。
この心は将来の生きる糧になってくれるはずです。
大人がやりすぎるのもよくない
特にしっかりとしたお父さんやお母さんがしがちであるが、子どもより先回りしていろいろなことをする。
たとえば、子どもに言わせたらいいものを親が言ってしまう、などである。そのようなことをする親の子どもは、自己肯定感が持てなくなるのである。
「えっ私は子どもをよく褒めているし、否定はしないわ。子どもが失敗する前に成功を見せておいた方がよいと思うのよ」というお父さんお母さんがいるかもしれない。
確かに、子どもが子どものころだと、その方が失敗して自信を失う、というようなことはない。実際に、もし子どもが出来ていなくても、大人が促せばよいだけで、大した不利益にはならないだろう。
しかし、親は一生子どもの世話をするわけではない、ということを覚えていただきたい。たいていの子どもは、就職活動でまず打ちのめされる。そのときに、自分には何もできないという現実にぶち当たるのだ。
さらに、社会人になってからは容赦なく先輩や上司からも指導をされるのである。
社会に出てから、大人が手取り足取り見本を見せてくれる、ということはないのだ。
特に日本は「背中を見て学べ」という文化の会社もあるだろう。そのようなときに、子どもたちは自己肯定感を失ってしまうのである。
どうか、子どものときに自分で転んで立ち上がる、という経験をさせていただけたら、と感じるのである
子供の自己肯定感について
完璧な人間なんていない。
なぜなら、人間はひとによって理想も物事の捉え方も全然違うからだ。
求めるものが違えば、たどり着く先も違う。
これが分かるようになるには、自分と違う考え方に触れ、自分がどうありたいか熟考する必要がある。
しかし、まだ人生経験が浅い子供にはこれが分からない。
それだけでなく、親や先生から常に「人間とはこうあるべきだ」ということを教え込まれている。
幼少期は変な形の道具――お箸だとかスプーンだとか――を定められたように使わないと怒られ、小学生のころははたいして仲がいいわけでもない友達と比べられ――学級委員のYくんは、毎日ゴミ出しと洗い物と洗濯まで手伝っているっていうのに、うちの子ときたらゲームばかりして!――、中学生になると勉強していないと小言をいわれるように。
このように子供たちは日々、「大人が思う理想の姿」に矯正されながら生きている。
そのなかで、他とは違う自分だけの姿を思い描くことは難しい。
これには、
大人のいうことを聞いているだけでなく、自分で考える必要があり、それを確固たる自信に変えなければならないからだ。
これが、自己肯定感につながる。
たいてい、子供の新鮮な発想は、大人の常識によって説き伏せられてしまう。
また、他人との比較、理論整然としない言いつけによって、人格までも自分で否定してしまう。
それらを防ぐためには、「子供自身による気付き」を大切にすることや、「子供の気付きを肯定する」ことが大切だ。
もし、子供が不適切な気付きをしてしまったのなら、「確かにそうだね。でも、それを自分がやられたらどう思う?」などの「気づき」を与え、理論的に考える方法を与えることが大切なのです。
子どもの自己肯定感を高めるために必要なこと。
自己肯定感とは「自分が価値ある存在かどうか」や「必要とされている」という自分を肯定できる気持ちのことを言います。
自己肯定感が低い子供の共通点
「もっとこうしなさい」「早くしなさい」「どうしてできないの」ついつい言ってしまうことはありませんか?
こうした普段の何気ない言葉や行動が、自己肯定感の低い子供になってしまう要因になると言われています。
だからといって褒めればいいという分けでもありません。
自己肯定感が低い子供にはいくつか共通点があります。
一つ目は、「自信がない」です。
何をしても褒められることがないため自分に自信を持てなくなり、これでいいのかな。と親の顔色をうかがってしまう。
二つ目は、「不安」です。
普段から否定されることが多いため、心の中は不安でいっぱいになっています。しかし、不安に感じてることを言葉に出すことができない。
三つ目は、「すぐ諦める」です。
褒めれて、認めらるといった経験がないため、何かに失敗すると、やっぱり自分はダメの子だと解釈してやる気を無くしやすいといった共通点があります。
これらは、親からこれまで言われてきた言葉や態度の積み重ねが原因のひとつだと言われいます。
子供は、幼いながらも親が何をしたら怒り、どうすれば喜ぶのかなど、表情や感情を感じとっています。
「どうしてできないの」「ダメな子」など肯定的な言葉やを言ったり、結果を求め過ぎていませんか?
何でも褒めればいいというわけではありませんが、子供を認めてあげることが大切です。
子どもの自己肯定感を高めるためにした方がいいこと
自己肯定感を高めるためには幼少時代の親との関わりが大切になってきます。
自己肯定感を高める大切なポイントとしては、お子さんの事をどれだけ大切に思っているのかを伝えることです。
当たり前のことですが「大好きだよ」と声に出して伝えたり、単純にお子さんのお話を聞くだけでもお子さんが自分という存在を認められていると思えるのです。
いつもより元気が無さそうに見えたら、一言「大丈夫?」と声を掛ける事で自分のことをしっかりと見守ってくれていると思うのです。
親との関わり方を蜜にする事でお子さんの自己肯定感は高まっていきます。
子どもの自己肯定感を低くしてしまう行動とは
逆に自己肯定感を低くする要因として、お子さんの事を否定することです。
「〇〇にはできないから」等の言葉を言い続けると、自分にはできないという自己否定をするようになっていきます。
自己肯定感が低いと、周りの人とのコミュニケーションをとっていても相手の言葉をプラスに受け取ることができなくなります。
自己肯定感が高い人は褒められた時に「素直に喜べ感謝をする事が出来」自己肯定感が低いは「素直に喜べず裏を読んでしまう」傾向にあるそうです。
自己肯定感を高いと失敗を繰り返しても直ぐに立ち直ることが出来るので、前向きに何事も取り組む事が出来ます。
このことから成功している方は自己肯定感が高いということも多いみたいです。
自己肯定感を大人になってから高めるのはとても大変な事なので、
幼少期の頃からこれらの事を意識して関わるといいと思います。
実は子どもは大人の鏡でなんです。
子どもの自己肯定感を高めるにはまず自分自身にも向き合ってみてみてください。
そしてそのために大切なことが、まず
「自分のダメなところも全て認める」「ありのままの自分を認める」事だそうです。
意外と簡単な様で難しく、難しい様で簡単な事です。
注意をされ落ち込んでしまった時に「失敗した事やダメだった事を認めて、次はこの様にしよう」などと上手く切り替えをすればいいと思います。
仕事や人間関係が上手に出来る人も、出来ている様に見えるだけで、挫折や失敗を繰り返しているはずです。
落ち込んだり自分を責めてしまう事は悪い事ではありません。
上手く切り替えることが難しいのであれば、日頃から周りの人の些細な行動を「褒めたり、感謝を伝える」という行為をしていれば、他人を通して自分を認めるきっかけが出来て、自己肯定感が上がっていくのでないかと思います。
こうやって自分自身に向き合うことで、その姿を子供達がみて学んでいきます。
子どもたちはとてもしっかり大人をみているんです。
親からの愛をたくさんもらった子供は自己肯定感が高い
子供の自己肯定感と聞いて、ご自身のお子さんについてどう感じられますか?
肯定感と言うのは自分自身の存在価値と言う意味があるのですが、近年世界の国々の中で日本の子供の自己肯定感が低いです。
肯定感を感じるには、細かく具体的にあげあれば色々とあるのですが、一番大切なのはやはり「愛」だと思います。
上記でも書いたように子供というのは大人のことをすごく見て感じています。
大人のいかたがそのまま子供に影響を与えるのです。では、どうすればいいか?それはシンプルです。
ありのままの子供の今を受け入れ、無償の愛を注ぐこと。
これが大切になってきます。
親も人間なので、時には子供は自分の所有物かのような、言動や行動をすることもあるかと思います。
でも子供の為になると思い先回りし、指導や注意をすると、子供自身は自信や感謝などが中々持てません。
子供が自らの好奇心で行動した事や、発言した事に対していつも無条件の愛で認めてほめてあげると、子供自身は親に愛されている、認められていると感じ満足感が強くなります。
この親からの無償の愛が子供の満足感につながり、自己肯定感が高くなるのです。
今後子供たちが成長し大人になった時も、親からの無償の愛を受けたことで、自信につながり、人を大切にし、人の役に立ちたいと思う人間になっているはずです。
子供に限らず、人は否定される事が多いと、自分の存在価値を見出せなくなります。
存在価値を見出せなければ、人を愛する事や自分自身を愛することも出来ません。
自分の大切な子供だからこそ、良いところを沢山みつけて、ほめてあげて、そして子供の良いところに無償の愛をたくさん注いであげて欲しいと思います。
1日5分で良いから子供の話に耳を傾けて
私の姉の話をさせてください。
5つ離れた姉は小学生の時からしっかり者で、先生からの信頼も厚く学級委員を務めていました。
身長も高く力も強かったので、男子からいじめられている友達を守る、そんな子供でした。
中学生になってもそれは変わらず、高校受験では市内で一番学力の高い学校に進学し、大学では教員免許を取得して、目指していた教員の職に就きました。
弟の私からしても、頼りになる自慢の姉でした。
このまま順調に結婚し家庭を持つものだと思っていましたが、今でも独身で、子供もいらないと言います。
自分のような子供になったら可哀想だと言うのです。
姉は小さい頃から母に褒められたいが為にみんなのリーダー的存在を買ってでていたけれど、それは自分の為ではなく母の為にしていたことだと言い、驚きました。
実際母は、特別長女の姉に厳しく、学校から帰ってきて1日の出来事をおしゃべりするより先に、勉強机に向かわせていました。
あーでもないこーでもないと母と喋る弟の私が羨ましかったと大人になってから告白され、私も姉に対して申し訳無い気持ちになりました。
『なんでもない話を、ただ隣で「うん、うん」と聞いてもらう、それだけで安心したのだけど……。』姉の言葉です。
自分の話に耳を傾けてもらう、それだけで子供は安心して、自己肯定感を持つことができるんです。
自己肯定感は家庭の事情が左右する
上記の経験でもあるように、自己肯定感は家庭の事情が左右してくれると思います。
自己肯定感とは自身の存在意義をどのように見ているかを考えることだと思っています。
ですが、それを植え付けて決めてしまうのは最終的にはその本人ですがそれ以前には自分の親が関係してきます。
家庭内でどのくらい親が良いコミュニケーションを取っているのか、または喧嘩の頻度はどのくらいかどこでその喧嘩を繰り広げているのか。
正直なところ子供は経験が少ないので親の心情をあまり分かってはいません。
なのではっきりいうと親が常日頃から見せているあるいは話している内容によっては形成されることは確かです。
親がきちんとしたお手本を見せていないのに子供は素直に自分のことを自分できちんとわかるようになるかと言えばほぼ100%無理だと思っています。
それに、ちゃんとしつけてもいないのに子供が問題を起こしたりした時だけバカみたいにわめいたり感情的になって話すような親だとより子供は自尊心を傷つけられて自己肯定感の低さを強めていくと思います。
なので前もって子供のことを考えて動いている親は将来ちゃんとしている大人へと子供を育てることはできると思います。
だからこそしっかりと子供に価値観を正しい方向で教えられる親がいて欲しいです。
まずは親自身も自己肯定感をしっかり持って、子供を愛する。
両親が幸せそうだと子供が幸せだと感じるようになるみたいです。
そして子供達に対してですが、
子供の自己肯定感を掴むために、まずは否定を止めることです。
危険、命に関わることは流石に例外かとは思いますが。人はたくさんいることを教えます。
日本だけでも、一億人以上。
世界中ではさらにそれ以上。
もし、宇宙に人がいるならば、想像絶するくらいに人はいます。
ってこは、それだけの主張することがあるかと思います。
子供の主張することは大切な一つ。それを肯定するのです。
自分が子供のとき同じことを思ったことをあるかもしれません。
また、近くの友達が同じことを考えていたのかもしれません。人は色々いる。
日本での言葉で十人十色があります。
まずは、否定せず。
全部受け止めることができるようにする。
大人のほうが子供より受け止める覚悟を持つ必要があるのかと思います。
肯定する。
それは、大変難しい。
たぶんそれは、ご自身が肯定されてなかったからかもしれません。
その経験が大切かと思います。
肯定されなかったてということは、逆にするだけで肯定することになるだけのことですから。
ただ、大人はプライドやら邪魔するものがあるかもですが、それは関係ないので今回は考えないようにしてくださいね。
大切なことは、人がたくさんいる、人の考えもその分たくさんある。
この考えを持つことも大切だと思います。
子どもの自己肯定感を考える上で大切なことのまとめ
大人がハッピーでいると子供もハッピーになる
大学で子供の幸福について研究してきた人が、ある子どもの幸福に関してのアンケートを取った時に、
自分は幸福だと答えた子供達にはある共通点があったそうです。
その共通点とは。。。
自分が幸福だと答えた子供たちが全員満点をつけていたアンケートの答えとは
「自分の両親が幸せそうである」
ここを満点にしていた子供たちは自分も幸せというところも満点にしていたそうです。
子どもは大人の鏡です。
大人が楽しそうに仕事をしていれば、こどもも仕事は楽しいものだと捉えるようになります。
大人が幸せそうにしていれば、子供も幸せに感じるようになります。
子どもの自己肯定感のことを考えるうえで、まず親自身がしっかり自分自身がハッピーでいることを心がけていくこともとても大切なことなのです。
褒め方に注意してみる
子どもの人間性は幼少期の生活・教育環境によって大きく左右されると考えられており、育児や教育をしていく上で大変重要な要素です。
自己肯定感が低いと「自分には存在価値がない」と思うようになり、自信が持てず、他人にどう見られているかが過剰に気になり、他人の言動に過敏に反応してしまうとされています。
自己肯定感の高い子どもに育てるには褒め方にも注意してみるといいでしょう。
それには、その子の成し遂げた成果だけを褒めたりせず「その子の存在そのもの」を認め、
「どんなあなたでも愛しているよ」と伝えることが大切であるとされています。
子どもが何か成果を成し遂げたことだけを褒めたり、大人にとって都合のよい振る舞いをしたことに対して「いい子だね」と褒めるのはよくありません。
「成し遂げた成果」や「都合のいい振る舞い」だけにフォーカスしてしまうことは、その子自身の人格、存在を置き去りにしているのです。
すると子どもは自分自身の感情や興味にふたをして「いい子」演じることになってしまい、「そのままの自分では愛されない」という思考回路が出来上がってしまいます。
親自身も人間です。上手く子どもと向き合えなかったり、「いい子にして!」「いうことを聞いて!」と言いたくなることもあるでしょう。
そんな時は眠りに就く前に「今日もあなたのことが大好きだったよ。どんなあなたでも愛しているよ」と抱きしめてあげると、子どもも安心することができますし、親も子供を純粋に愛している気持ちを再確認できるのではないでしょうか。
子どもの教育に正解などはありません。
しかし、やはり人間みんな幸せを求めて生きています。
自己肯定感は幸せにも大きく関係があるといわれています。
そして自己肯定感や幸せも多くの研究や経験によってどんどん証明されてきています。
是非とも自分の家族や周りの友達、そして自分自身がより幸せになっていけるよう良ければ参考にしていただければ幸いです。
長々と読んでいただきありがとうございました。
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