皆さんは自己肯定感や自己効力感って言葉は聞いたことがありますか?
近年話題となってきている言葉なのでもしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
その重要と言われている自己肯定感と自己効力感。
このブログでも「人生を遊びに」をコンセプトの元、みんなが自己肯定感を持ちキラキラして生きれるような世界ができたらと思い、将来に向けての心の戦略、将来に向けてのお金の戦略、リフレッシュのための遊び場という3つの分野からアプローチをしています。
今回のテーマは自己肯定感と自己効力感の違い。
なんとなくわかってるけど、二つの違いがわからない。
正直よくわからないって方が結構多いと思います。
今回はその言葉の違いについてご紹介していきたいと思います。
Contents
自己肯定感とは
自己肯定感とは英語ではself-esteem。つまり自分を尊敬すること。自尊心。
よく自己肯定感が低い、高いで誤解されるのが、自己肯定感が低い=自分のことが嫌い、自己肯定感が高い=自分のことが好きと思われがちなのですが、そうではありません。
自己肯定感が高いということは自分の好きなところ、嫌いなところすべてひっくりめて自分のことを認めポジティブに捉えることができる能力のこと。
自己効力感とは
自己効力感(じここうりょくかん)は英語ではself-efficacy。
つまり自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知。
「自分はこの仕事を正しく遂行することができる」「自分はきっとこの目標を達成させることができる」と思えること。
自己効力感が低ければ、「どうせ失敗する」「他の人はともかく、自分がやっても成果は出ない」となってしまう。
人が何らかの課題に直面した際、こうすればうまくいくはずだという期待(結果期待)に対して、自分はそれが実行できるという期待(効力期待)や自信のことを自己効力感という。 心理学者のバンデューラが唱えた概念で、動機づけに大きな影響を及ぼす要因の1つと考えられている。 自己効力感は、その行動を実際に始めるかどうか、どのくらい努力を継続するか、そして困難に直面したときにどのくらい耐えられるか、ということを決定づける。
引用:コトバンクより
自己肯定感と自己効力感の違い
二つとも似たようなイメージがありますが、少し違ってきます。
自己肯定感は自分の存在や価値を認めること、そして自己効力感は自分の行動に対してできると信じることになります。
ではわかりやすくするために、4つのパターンをご紹介したいと思います。
あなたはどれに当てはまるのか考えてみてください。
1)自己肯定感【低い】& 自己効力感【低い】人の場合
「自分には才能がない、だからどうせ無理うまくいかない」
これの状態ではなかなかものごとはうまくいきません。
2)自己肯定感【低い】& 自己効力感【高い】人の場合
「自分には才能がない。自分は大したことない。なのに目標はちゃんと達成できてる、なんだかんだいってこれからも達成することができるだろう」
本当は実力があるのに、自分を認めることができないタイプです。
日本人に多いタイプかもしれません。
結果は残せるが自己分析能力が低いため、誰かに教えたりするのは苦手な傾向があります。
3)自己肯定感【高い】& 自己効力感【低い】人の場合
「自分は才能がある。能力もある。にもかかわらず、何をやってもうまくいかない。自分はいつも不運だ」
「自己肯定感」は高いと「自分はできる」と自分では捉えるが、「自己効力感」が低いと、「自分は本当はできるけど運が悪いだけ」「ついてないだけ」と受け止めています。
こういった先入観がある以上、仕事で成果を出すことは難しくなってくる。
4)自己肯定感【高い】& 自己効力感【高い】人の場合
「自分はできる。だから今度の目標もちゃんと達成できるに違いない」
自分の力を肯定しているからこそ、新しい目標も達成できるだろう、新しいことをチャレンジしても、自分ならできるに違いない。
とても健全な考え方ですが、意外とこのように捉えられる方が少ないのが現実です。
いかがだったでしょうか?
日本人の人は謙虚であるべきだという文化を持っているために、
常に自分を下にする傾向があり、そうやっていくうちに自己肯定感が低くなってしまう傾向があります。
これらが高い低いかによって、何かをやるにあたっても目標を達成できるかどうか大きく変わってきます。
問題解決に関しても以前パターン別に書いた記事、自己肯定感について書いた記事などもあるので良ければ良ければ読んでみてください。
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