国際化においての自己肯定感
国際化が進む日本、自己肯定感については、いろいろな意見が飛び交い、
「人目を見ていると、どうしてもいまの国際社会では、大人として信用してもらえない」
という若い世代もいれば、
「ここは日本だ!」という40代以上の保守的な世代もいます。
また、いまの30代くらいだと、たいていはその両者の文化のはざまにいるので、
それなりに葛藤がある人もいるというのを利いたことがあります。
たしかに、ここは日本なのですが、
日本に来る、あるいは住む外国人は、
国際結婚希望者が流行る中、減少することはありません。
「自己肯定感は日本人うけしない?まさか。”鎖国”じゃあるまいし。」
といったスーパーの店長さえ、その辺で見たことがある始末です。
そうです、日本国内に流通する品物の多くは、
結局のところ海外から入ったものが多く、
海外の価値観の影響を嫌うのは、
現代には商業的な目で見ても無理があるのです。
しかも日本人の人口は、中国やインドに比べると、
かなり少数なので、
世界で変わったルールだなあと思われがちなのは、当然日本人だったりします。
それでも、
日本の文化を廃れさせてよいのか…
それとも、もともとインドや中国からの文化の輸入でやってきたのに、
「人目を見ていると、どうしてもいまの国際社会では、大人として信用してもらえない」
も、同じように輸入すべきか。
いま、個々の日本人は、歴史の中で、重要な岐路に立たされていると、
いわざるをえません。
「日本人うけ?」「外国人うけ?」
その問いさえ、ハーフが増えるいま、
死語になってしまう時代も、もうすぐそこまで来ているのです。
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