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自己肯定感の低い恋人(彼氏・彼女)になるのはなぜ?
自己肯定感は遺伝と育ってきた環境によって作られる
世の中の人はみんなそれぞれ違います。
まずDNAの遺伝子によって幸福のなりやすさなどはある程度きまります。
そして自分とパートナーももちろん違う人間で、今まで違った生活環境を育ってきたからこそ、
考え方や価値観も大きく違ってきます。
自己肯定感とは自分の好きなところも嫌いなところもちゃんと肯定できるかどうかということ。
この自己肯定感というのは人間の幸福においてとても重要だといわれています。
自分とパートナーは今までの生活環境が違っていたからこそ、その違いに戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
今回は自分の彼氏・彼女の自己肯定感が低いんじゃないか。
そしてそれに対してどのように対応していったらいいのかとお悩みのかたに対しての記事を書こうと思います。
自己肯定感については今までもいくつか記事も書いてあるのでよければ参考にしてみてください。
お互い好きで付き合った後に、とてもいいパートナーだけど、ちょっと自己肯定感が低いなって感じてしまったことはないでしょうか?
一体そんな自己肯定感が低い彼氏・彼女と付き合ってしまったときはどのように付き合っていったらうまくいくのでしょうか?
自己肯定感というのは一朝一夕できまるようなものではありません。
自己肯定感が低い彼女達は幼少期に親や周囲から「ありのままの自分」を認められなかった過去を背負ったまま大人になった可能性が高いのです。
自己肯定感の低さは親の影響が大きい
本来ならば親は躾さえすれど、我が子への愛情の方が大きいので子供がどんなことをしてもありのままを愛してくれる唯一無二の存在です。
それなのに、小さいころから否定ばかりされたり、親からたっぷり愛情を注がれている子と自分を比較して自分のことを「自分がいけないから私は愛されないのだ」と思うようになります。
そうやって年月をかけて蓄積された考え方はなかなか大人になっても改善されず自己肯定感の低さに繋がります。
最近では様々なストレスや環境から自己肯定感が低くなる男性・女性が多く見られます。では、どのようにすれば自己肯定感を高くすることができるのか。
自己肯定感が低い恋人(彼氏・彼女)に対して対応策
自己肯定感が低いパートナーの自己肯定感を高めるためには?
子どもの時の影響は強くうけてるものなので、大人になってから急に自己肯定感を上げるということは決して容易くはないです。
しかし、だからと言って自己肯定感が上がらないわけではありません。
ちゃんと段階を踏んでいけば変化は現れてきます。
相手の自己肯定感が低いと感じる場合でも、言い方ひとつで自己肯定感の上下が変わってきます。
相手を考えて言葉を選ぶよう心がけてみてください。
1.適度に褒めてあげること
べた褒めは逆にいやらしくわざとらしいので「本当はそんなこと思っていないくせに!」と思われてしまいます。
的確にポイントを定めて褒めることが大切です。
例えば、メンタルが落ちている状態で家事をこなしてくれた彼女に対して「すごいね!頑張っていると思うよ!お皿洗いもお掃除もしてくれたなんてさすがすぎる!」とべた褒めだとわざとらしいですよね。
しかし、ポイントを定めると「具合良くないのに家事をしてくれてありがとうね、このあとはゆっくり休んで」くらいの方がさらっとしていて気持ちいいです。
2.結果ではなく過程も褒めてあげる
結果を褒められるのも嬉しいですが、過程を褒められるともっと嬉しいものです。
仕事でもコンペに勝てたことよりもその資料やプレゼンが上手かったことを褒められると嬉しいですよね。
1の例を使うと、「掃除ありがとう!部屋がきれいだね!」と言われるよりも「掃除ありがとう!効率のいい掃除の仕方するし、丁寧に細かく掃除するからいつも部屋がきれいだよ」と言われた方が嬉しいです。
是非過程も褒めてあげてみてください。
3.相手をしっかり受け入れることが大切
彼氏・彼女がなかなか自己肯定できなくても、まずはしっかり相手のことを肯定して受け止めてあげてください。
できるだけありのままの彼氏・彼女を受け止めてあげる器の広さを持つこと。
自己肯定感が低い人達は心理学的にはインナーチャイルドとよばれるものがあり、自分の中にいる小さいころ認められなかった自分をもっていることが多いです。
彼ら、彼女らが自分自身で「辛かったね、よく頑張ったね。」と認めて慰めてあげて自分を客観的に見れるよう、
小さな成功体験などを積ませ、自分はダメという思考を少しずつ改善させていくというのがよいといわれています。
ここからは複数の方から自己肯定感が低い彼女・彼氏をテーマにお話しを聞いてみました。
自己肯定感が低い恋人(彼氏・彼女)について聞いてみた
自己肯定感が低い彼氏を持つ女友達のお話(30代女性)
彼女が彼に初めて職場で知り合った時から、彼はとにかく物腰が低くいつも「迷惑かけて申し訳ない…」というのが口癖のようは人だったそうです。
最初はあまりにもへりくだりすぎるのが気になったのですが、仕事のわからないところを聞くと、とても丁寧に教えてくれる、あるイベントを一緒に担当したときも、とにかく失敗してはいけないという考え方が強いので、ありとあらゆるリスクを考えてくれていたそうです。
彼女自信は「なんとかなるでしょ」というタイプで問題はおきてから解決すればいいやと軽く考えてしまうタイプだそうなのですが、彼は頭の中でありとあらゆるシミュレーションを組み立てて最善の準備をしようと常に頭を働かせているようだったそうです。
正直いうと「何もそこまで準備しなくてもいいのではないか」と思ってしまうこともしばしばあったそうなのでが、彼とする仕事では、何かトラブルがおきるということもなく、毎回当日はスムーズに終わるのでとても助かっているそうです。
ただ、どんなに成功してこちらからお礼をいっても「お礼をいわれることはしていない」「自分なんかより他の人にお礼をいうべきだ」といって素直に「ありがとう」を受け取ってくれないのは少し寂しく感じてしまうそうなのですが、何年も一緒にいるとそれが彼の個性だと思えば気にならなくなったそうです。
時々、気にしすぎでは?と思うこともありますが、彼女が何もかんがえずに突っ走ってしまうので、いつも助けられているそうです。
また、彼にとっては、彼女の無鉄砲な性格がかなり特異にみえるのか、なにかにつけて褒めてくれるのも魅力です。
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彼の場合は自己肯定感は低いが自己効力感が高いタイプの人といえるでしょう。
こうやって例えパートナーの自己肯定感が低くてもしっかりパートナー自身を肯定し、受け止めることができればきっと関係もうまくいくんではないでしょうか?
自己肯定感が低い彼女の接し方について(20代女性)
自己肯定感を持つ力は本来幼少期から青年期の間に作られるものです。
特に幼少期や多感期にどれだけ愛情を注がれたか、家庭環境が安定していたかによって左右されます。
その大事な期間に、いじめに遭っていた、虐待されていた、日常的に自己否定されるような言葉(死ねや生きる価値がない等)を言い続けられた、トラウマになるような大きな出来事があった(犯罪に巻き込まれる、身内の死)などにあっている場合、自己肯定が出来なくなります。
というより、自己肯定というものを理解しないまま育ちます。
だから、急に相手に自己肯定に求めても相手はどうすれば良いのか分かりません。
それは今まで肯定されたという記憶が彼女にないからです。
肯定されるという環境を知らないので、まず肯定されることを教えなければなりません。
それは、彼女1人では絶対に無理です。
一人で自己肯定できるなら、自己否定する人はいないからです。
そのため、まず近くにいるあなたが彼女を肯定してあげ、自己肯定への道を作ってあげます。
もちろん、何でも肯定するのではなく、間違っていれば否定してください。
そして、いいところは沢山ほめてください。それが彼女を自己肯定に導く一番早い方法です。
時間は人によってかかると思いますが、しっかり付き合ってあげて下さい。
そうすれば、自己肯定する力は自然とつきます。
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女性からの視点の貴重なご意見ですね。
続いても女性のお声です。
自己肯定感が低い恋人(彼氏・彼女)の話しに共感してあげる(40代女性)
自己肯定感が低いのは、自分の承認欲求が満たされていないからです。
自分はダメなんだ。認めてもらえていない。
潜在意識の中にそういう気持ちがあると、どれだけ大丈夫と声をかけても意味がありません。
あなたの気持ちはわかっているよ。あなたの行動を褒めているよ。
そう相手に伝えるためには、相手の言葉や行動に共感を示してあげると良いでしょう。
例えば彼氏・彼女の好きなものを同じように好きと言ってみる。彼氏・彼女の気持ちを尊重して受け入れる。
相手の気持ちに共感してあげることで、自分の存在を認めてもらえたような雰囲気になります。
その反対に「でも」「だけどね」という相手を否定する言葉で会話を続けていれば、
どんなに素晴らしい正解だったとしても、その答えの正当性ではなく自分を否定されたような気持になってしまいます。
そうなると自分は間違っている。自分の行いは認められないことだ。
そう受け取られてしまう可能性も高く、どうしても自己肯定感を高めることはできません。
相手のすべてを受け止めてしまうのではなく、
1度受け止めて共感し、そのあとアドバイスを贈れば相手も納得しやすいはずです。
単純に頑張れという言葉を使ってはいけません。
それを使える状況かどうかはわからないので、まずは話しを聞いてあげて共感してください。
自己肯定感が低いということ(40代女性)
まさに私の事です。≪自己肯定感の低い≫と聞いて、なんてまどろっこしい言い方と思いました。
言葉の強さなのでしょうが、私なら自己否定感の高いのほうがわかりやすいです。
詳しくわからなかったので少し調べてみました。
どうも日本の教育が自己肯定感に関係しているようです。
自分に置き換えて考えてみて田舎の小さな村で育った私は消極的で自己主張があまりできない嫌なことがあると逃げ出すタイプに育ちました。
環境によって違うでしょうが、日本の教育は生徒の最低ラインに合わせて行っている感じで、自己主張や個性を否定するところがあります。
そのため⌈個性の強いあなたはここ⌋と、みんなが同じというカテゴリーに分けてしまい、またそれを善しとする傾向があります。
一見はたからみると正しい気がするこの感じが自己肯定につながっていると思います。
難しいですが人と同じじゃないことを誇りに感じれば自己肯定感は高くなると思います。
ですが教育がとっくに終わった大人の場合は同じことを繰り返してしまうので自己肯定感を高めることは容易ではありません。
大事なことは接してくれる相手の傾聴と共感的理解だと思います。
信頼できる友人がいることも大切だと思います。
自信を持って明るく生きてもらおう(30代男性)
職場やサークル仲間、クラスメイトや友人関係など、
どこの集まりの中にも自己肯定感の低い人は一人はいらっしゃると思います。
そういった方に対してどう接したらいいのかというお悩みの話を聞くことが最近多いような気がします。
自己肯定感の低い人には基本的には人畜無害といえるほどに静かで大人しい特徴がある
と思います。なので浅いお付き合いの段階では全くといっていいほど害はないものと思われます。
ただ、彼氏彼女といった一生もののお付き合いとなると色々と苦労が出てくるでしょう。
彼ら彼女らは物事を悲観的にとらえるネガティブな傾向が強いですので、話を聞いている側も暗くなってしまう、明るい物事を話しても否定されてしまうといった負の側面が出てストレスが溜まってしまうということもあるかもしれません。
そういった方々は過去の失敗体験を引きずっているが原因で自己肯定感が低くなってしまったということが往々にしてあります。
手っ取り早い解決法は失敗体験の克服、もしくは成功体験の積み重ねといった方法が挙げられそうです。物事がうまく運べば自信が増えて明るくなる可能性が強いでしょう。
言葉では簡単にいきそうですが実践となると色々と難しい面もあるでしょうが、根気強く粘り強く寄り添っていくだけでも少しでも改善はしていくものと思われます。
もし本気でお悩みのようでしたら、一度お試しになってみるのはいかがでしょうか?
自己肯定感が低い彼氏へのアプローチ方法(30代女性)
女性との付き合いが少ない、人と接する事が苦手という彼を好きになった場合は、まず相手の知識や会話などをほめましょう。
どんなマイナーな知識や知らない事でも、自分より優れていると感じているという気持ちがあれば、人が苦手な彼でも話しやすくなります。
また、彼の話を聞くときは興味深い様子を見せる事が大切です。
曖昧な返事ではなく、うなづいたり相槌をうったり、彼が話しやすい状況にします。
「俺はどうせ」というマイナスな話をするときには、一度受け止めて「でも、こういういいところもあると私は思う」と否定せずに肯定をします。
非常に繊細なタイプの人は自己肯定感が低く、他人の顔色を見てしまいやすい傾向があります。
そのために、自分が相手を退屈させたのでは、と反省ばかりしてしまうのです。
「あなたと一緒で楽しい」「退屈していない」というポジティブな反応を相手に伝える事が大切な事と言えます。
自分から好意的な言葉を言うようにするのもいい事です。
とにかく「あなたは間違っていない」「魅力的である」事を伝えましょう。
出来れば「すごい」という言葉だけではなく、「物知りだね」など具体的に長所をあげる事が重用です。
その場しのぎの肯定は、すぐにバレますし相手の気分を更にネガティブにさせます。
自分を自分で誉められたら最強!!(40代女性)
自己肯定感、聞くだけで憧れてしまう言葉。
本当に多くの日本人が、憧れてやまない言葉てすよね。
日本人が自己肯定感が低いのにはいくつもの要因がありますが、それは全て過去のこと!
自己肯定感が高くなれば幸せになるって、なんとなくみんな知ってる。
なら、自己肯定感が低い自分だと落ち込んでないで、高めちゃいましょう。
1.自分で「ここがダメ」って思ってるところも、そう思ってるのは自分だけ。
2.自分が短所だと思ってるところも「長所は短所、短所は長所」
3.昨日の自分より、今日の自分。
こんなことを心がけるだけで、ちょっと楽になるかも。
で、実際には、
1.苦手な人とは距離を取っていい!
2.口から出す言葉は、無理してポジティブな言葉に。
最高後、私が一番言いたいのは…
3.自分で自分を思いっきり誉める!!
なんなら、頭を撫でたり、抱き締めたり、誉めちぎって!
周りから変な人に思われる何て思わないで。
自分を一番誉められるのは自分自身。
努力も、悩みも、葛藤も、みんなの知らない全てを知ってる自分だからこそ、自分が一番誉めてあげられる。
こんな状況で、こんなに辛かったのに、こんなに苦しかったのに、よく頑張ったね。
ほんと偉い!これは、私(僕)にしかできない事だ!間違いないよ。
そうやって、毎日、最高に誉めてあげよう。
成功体験の少なすぎる友人(30代女性)
私の友人の一人にかなり自己肯定感の低い女性がいました。
その友人は、自己効力感が低いために、周りの友人との関係もなかなかうまくいかず、孤立しているようにも見えました。
私は彼女と関わる中で特に嫌な思いもしませんでしたし、彼女も私との関わりを楽しんでいる様子でしたので、友人関係をやめるつもりはありませんでした。
ある日、他の友人も含めて数人で食事に出かけた時、彼女の自己肯定感の低さは、幼少期からの成功体験が少なすぎるということが原因にあるのではないかと会話を通して感じることができました。
特別に何か勉強したわけでもなく、彼女を変えてあげようと意識して関わったわけではありませんが、彼女との会話等では本当に些細なことでも彼女を褒めてあげるようにしようと思って接しました。
例えば、服装が可愛くて素敵であれば「その服可愛いね。センスいいね」などと言ったり、表情が生き生きとしていれば「いい顔してるよ!」などといった感じです。
自分の意見など到底言える彼女ではなかったのですが、一緒に食事に行くなどした時には、積極的に彼女の意見も聞き、行動に取り入れてみるようにもしました。
すると、1年近く経過した頃、今まで全く彼女のほうから意見を言うことなどなかったのですが、買い物に出かけた際に彼女が行きたい場所や食べたいものなどを伝えるようになったのです。
その後も彼女は人の意見も聞き、かつ自分の意見もしっかりと伝えられるようになりました。
その彼女は今では多くの友人と円滑な人間関係を築いており、大切なパートナーも見つけてうまくいっているようです。
以上、さまざまな人の意見を聞いてみました。
いががでしたでしょうか?
自己肯定感が低いことに対する考え方や対応方法は人それぞれですね。
しかし、やっぱり自己肯定感は恋愛においてもとても重要な役割をもっているのは確かです。
是非とも恋人同士協力しあって補えあったらいいですね。
読んでいただきどうもありがとうございました。
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