自己肯定感が低い人の特徴について

自己肯定感が低い人の特徴とはどんなものか

自己肯定感が低い人の特徴として、良い「だけの」人が多い

「自己肯定感が低い人」は「良い人」が多いといわれている。

謙遜を美徳とする日本人古来の習慣に沿うからです。

例えば初対面では「良い人」「親切そうな人」というポジティブな印象を与えることでしょう。

しかし、長く付き合うには面白みに欠けると思われがちです。

「自己評価が低い人」は、自分と周りの人々を信じられず、周りに働きかけることをためらいがち。

これは、自分が外に働きかける能力やチャンスを失うことにつながるとともに、周りもその人を拒否するようになってしまいます。

閉鎖的になり、ますます自信をなくしていきます。

自己肯定感が低い人の特徴としてただの「良い人」になってしまう原因は?

自己評価が低い人は、なぜそうなってしまったのでしょうか。

考えられる理由は、例えば自分を正当に評価されてこなかったり、劣等意識から抜け出せなかったりするなどの原因によるとされます。

ところで「自己肯定感が高い人」は、「うぬぼれ家」「自信過剰」など、ネガティブに捉えられてしまいがち。

自己主張の激しい人と同一視されてしまうことでしょう。

しかし自己肯定できる人は、自分と同じように他者の存在や行動を認め信じることができます。

他者を信頼することにより自身にも信頼をよせることにもつながります。

自己肯定感が低い人の特徴として家庭や生活環境に問題があることが多い

自己肯定感はやはり生まれ育った家庭環境などの影響を大きく受けます。

例えば子どもは親や身近にいる大人をよくみているのでそういう人たちの自己肯定感が低いのその価値観を受け継ぐことが多いといわれています。

親が幸せそうなら子供も幸せになれるという研究結果もでているようです。

しかし、影響は親だけではありません。

付き合う友達や他の人たちとの関係も大きく関係してきます。

私も昔はそんなに自己肯定感が高い方ではありませんでしたが、私が自己肯定感を改善することができたのは他でもない心から信頼できる友人たちや恩師のおかげで今の私があると思っています。

もしそんな親や友人など周りの環境がよくなければそれが自己肯定感を低くする要因を作り出してしまう可能性が高いです。

親がまずこどものことよりも自分のことしか考えようとせず、自分がなにもない時にはヤンヤンと文句だけはいってくるような親だったら子供の自己肯定感は低くなってしまって当然です。

しかし、人間というのはちゃんと自己認識して意識してコツコツ直そうと努力しない限りは、よほどのことがない限り性格はなかなか変わらないといわれています。

そういう場合は少しでもそこから離れて自己肯定感が高い人達と接しれるよう自分から環境を変える努力をする必要があります。

人間というのはまるでスポンジみたいに良いことも悪いことも周りの環境から吸い込んでしまうんです。

だからこそきちんと自分の力で切り開いていく必要もあるのです。

自己肯定感の低い性格は治すことができるのか?

自己評価が低い性格を治せるのでしょうか?

単刀直入にいいますと。

自己肯定感の低さはある程度は治すことができるといわれています。

「自己評価が低い人格だと気づく」「試行錯誤を繰り返す」「自己の価値を真に理解し、今の人間性を認める」というプロセスを経ることで変わることがあり得るといわれています。

「自己肯定感を高める」ことを目的とする心理カウンセリングにおいては、「そこにいるだけで、本当の人間の価値がある」と認める段階に達することを最終目的として行われます。

是非もし自己肯定感が低いと感じてしまっていることがあってもコツコツ少しずつでいいので、前に進むよう意識していってみてはいかがでしょうか。

自己肯定感が低い人の原因と対策 まとめ



自己肯定感が低い人の特徴について聞いてみた

自己肯定感が低い人は世間一般的にどう捉えられているのか、

客観的に意見も入れたく、世間の声について何件か聞いてみました。

自己肯定感の低い人の特徴は初対面ではわかりにくい(30代女性)

自己肯定感の低い人の特徴とは、当たり前のことかもしれませんが、なかなか初対面では分からないことです。

最初は、違和感もなく普通に会話ができるのですが、親しくなるうちに、自身に対するマイナス思考の発言が多く、深く関わることが嫌になってきます。

周囲としては、プラス思考へと考えが変われるようにと、相手の良いとこを探し、無理がないように何気なく褒め、自信をつけるように努力をしてみますが、普段から肯定感の低い人には、進歩どころか、「そんなことない」「私なんて」の繰り返しになり、逆効果のように思えて仕方がありません。

相手に良かれと思って行動したこちらが疲れてしまいます。

ですので、自己肯定感の低い人は、悪い人ではないけれど、親しくはなれない。という人が多く、その人自身も知り合いはいるけれど、仲の良い友達がいない。ということが多いのではないのでしょうか。

自己肯定感の低いまま何事もなく過ごすことができているので、あえてプラス思考等の考えはなく、何も変わらずそのままで生きていく方が心地良いのかもしれません。

周囲の人間としては、心配になりますが、実は何も心配はすることは必要なく、あえて無理に絡もうとせず暖かく見守る方がベストだと思います。

よっぽど、人生を大きく変えるような目標や尊敬する目指すべき人物像が出来たらまた別のお話かもしれませんが。

自分を認める難しさ(40代男性)

よく「自分なんて」とか「こんなもんだよ俺の人生」と言う人がいます。
自分の歩んできた素直に認められず、客観的に自分を見ているんだよ、という意味で自己を蔑んでいるのです。

また、未来も過去と一緒で、きっと悪いこと、嫌なことが続くに違いないと思うことで、ある一定の保険をかけ、それ以上自分が傷付かないようにするための一種の防衛本能となっている場合もあります。
前向きに、楽観して生きていくということは、意外と難しいものです。

後ろ向きになれば、能動的に人生を進める必要もないため、そのまま続いてしまうことがあります。
前向きに生きることは、受動的だけではなく能動的に動いて、そしてたまに傷付き、たまに裏切られ、それでもそれが自分の人生において意味のあることと考えることで前を向き生きることです。

自己肯定感が低くなるとは、自分が自分を認められない、つまりは今までの自分の人生に納得がいっていない、また今自分がいる所が自分の夢や目標とは見当違いの所であり、悔しく、焦燥感、虚無感から肯定できないということです。

自己肯定感が低いとは、傷つきたくない保険であり、危険から身をかわす為の必然の防衛本能が過剰に働いてしまっている状態だと思います。

保てない自己肯定感。自分自身を客観的にみてみて(40代女性)

人は産まれたとき、つまり赤ちゃんの時は、何をしても可愛いがられます。
目が開いた!声が出た!笑った!泣いた!その存在そのものが、なくてはならない存在として、認められています。

しかし、成長していくなかで、自我が芽生え、それぞれの個性が現れます。

親は、自分が育った環境に子供を当てはめがちで、「自分が子どもの時はこうだった」「これができないと将来大変になるよ」「そんなことをしたらおかしい」等、子どもの行動をコントロールしようとします。
そうやって、徐々に「こんなことする自分はダメなんだ」「これができない自分はダメなんだ」と、自分のことを否定するようになります。

何かあるごとに、「ダメ」と言われた感情がよみがえり、親の小言から始まった「小さなダメ」が、「存在そのものを否定する」かのように、大きくなっていきます。

自分の存在価値を低く見る、または認めることができない、自己肯定感が低い人の特徴とは。

○見立つことが嫌い
○人前で話すのが苦手
○自分が思ったことを言えない
○人の行動が気になる
○自分を良く見せるために無理して頑張る
○人の役にたとうとする
○得意なことを自慢する

などが見られます。

これはまさに、私自身が自分を客観的に見て思う特徴です。
きっと、誰もが少し位は持ってる特徴なのでは?と思いますが、生まれもった特性や育った環境などで、低い度合いが変わってきますから、大まかな特徴として受け止めてください。

自己肯定感が低い人は、ダメなこと(苦手なこと)を克服しようとせず、好きなこと(得意なこと)をどんどんのばしていきましょう!
きっと、自分本来のの良さを認めることができるようになりますよ。

肯定感拒絶症と名付けてみました(50代女性)

自己肯定感が低いという価値を持っている人は、おそらく幼少期に何らかの心の傷を深く受けた人に出る脳症状からくるものだと思われます。

人はオギャーと生まれて初めて出会う小さな社会【家族】という組織から人生がスタートします。

何にも理解出来ない赤ちゃんであっても、生まれてから見えたものや聴こえてきたもの、また愛されているのかいないのか、全てにおいての五感をしっかりと感じ取っていきながら脳が少しずつ成長していきます。

その成長期間に否定的な教育や、否定的な避けられない事故が起きてしまうなどすると、脳内では自らを守る為に自然と自己否定を受け入れ容認しやすい脳内へデータを書き込んでしまいます。

それが自己肯定感を最も低くする大きな要因になっていると思います。

そうした脳がそのまま成長していけば、当然当たり前のように自分を常に自信はなく、自分が何をするのもされるのも肯定させる訳がないという決め付けから全ての思考が始まるのです。

こうした否定し続ける癖を自分自らどんどんつけていってしまい、またそれを脳が記憶するという負のスパイラルに入っていってしまいそして抜け出せなくなります。

その人自身は自己肯定否定型というレッテルを世間から張られてしまうようになっていくのです。

そのようにして出来上がってしまった人は、もうどうしてよいか分からず、肯定感を感じれないままそれが自然となり人生を送ってしまうのだと思います。


自己肯定感の低い人の特徴について。良い点と悪い点。(30代男性)

自己肯定感の低い人の特徴として、真面目で理想の自分が高く、何事も失敗したくないという思いが他人よりも強いことが挙げられます。

ですから失敗しないことばかり考えてしまい、力が入り、心の余裕がない、視野が狭いなど、余計に失敗しやすい状況を自分で作ってしまうのです。

そしていざ失敗すると落胆が激しい。

自分は何でこうなんだろう、、自分は何てダメな人間なんだろうと、自分で自分を否定し続けてしまうのです。

そしてその時の傷が心に深く残ってしまい消えない。

いつまでたってもその時のことを思い出しては落ち込んでしまう。

そのため段々と日常生活においての言動が消極的になっていってしまう。

本来明るいはずの性格が、少しずつ暗くなっていくなど悪循環に陥っていってしまいます。

かといって、自己肯定感の低い人が全て嫌われるかと言えば、そうではありません。

自己肯定感の低い人が持つもう一つの特徴としては、他人の痛みが分かるので優しい、人に対して謙虚、というものがあります。

それは人間関係を築く上で、また学校や職場で集団生活を送る上で大きな長所となります。優しい人、怒らない人というのは他人に安心感を与えます。

そういう人は自然と好かれるものです。

そう考えると、どんなものにも表裏一体、良し悪しがあるように、自己肯定感が低いというのも、あながち悪いことではないのかも知れませんね。

自己肯定感が低い人の主観的な特徴まとめ(20代女性)

筆者が実際に見た自己肯定感が低い人はまず、俯きがちな姿勢をとっている場合が多かった。

あまり目を合わせようとしないし、早く会話を終わらせたいような雰囲気を醸すのが上手だった。

また、会話が短文だったりして会話が続かなかった。

話が続いても自分を過度に評価しないようなことを言うのも特徴だと考える。

自分に自信がないからなのか、「どうせ自分なんて…だから」や「無理」など決めつけてしまいがちだ。

女性に多いと思うのが、周りに自分がどう思われているのか常に心配になる、鏡などで容姿を気にする、化粧がつい濃くなったり整形をしたくなるのも特徴だと思う。

容姿で悪口を言われたことがある無いに関わらずこのような行動をとる人は自己肯定感が低いのではないかと思う。

最近俗に言われるメンヘラやストーカーなんかも自己肯定感が低い人なのではないかと思う。誰かに甘えたい気持ちが大きすぎてつい依存しがちになったり過度な執着を見せてしまうのだと思う。

相手に尽くして褒めてほしいという心理が強くはたらいているのだと思う。

また、自信満々に見えても自己肯定感が低い人の特徴として自分の武勇伝を話したりアドバイスをするのも挙げられる。

相手よりも自分が上に立ちたい故にそのような行動をしがちなのだと思う。

 

いかがだったでしょうか。

テレビなどはこのように取り上げているようです。

 

 

世間一般的に自己肯定感が低い人の特徴というのはこのように捉えられているようです。

自己肯定感が低いというのは悪いところにスポットが当たりがちですが、すべてが悪いというわけではありません。

そして自己肯定感というのは改善していくのも可能だといわれています。

自分自身のことも客観的にみてみて、もし当てはまるかもと思ったところがあれば、勇気を出して向かい合ってみてはいかがでしょうか?

読んでいただきありがとうございました。

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