内発的動機づけと外発的動機づけ ダニエル・ピンク

目安時間:約 9分

人がなにか物事に対して動く際に、

 

内発的動機づけと外発的動機づけ

 

というものがあります。

 

動機づけというと少しわかりづらいかもしれませんが、つまり「モチベーション」のことです。

 

心理学ではこの「動機付け」という言葉が心理学用語としてつかわれているようなのでこの言葉が使われているようです。

 

動機と動機付けの違いは単に「行動を起こす要因」と「起こす過程」という点で違っています。

 

つまり動機は行動を起こす、あるいは行動を方向付ける要因そのものに対し、動機付けはある要因をきっかけに行動を起こしてそれを持続させる持続させる心理的過程になります。

 

内発的動機付けも外発的動機付けもどちらもメリットとデメリットがあるために状況に応じてそれの使い分けというものがとても重要になってきます。

 

近年は働き方改革などでこれらについても少しずつ研究され、企業でも実践されるようになってきています。

 

例えば内発的動機付けを促進するために

 

グーグルやヤフー、フェイスブックなどの企業ではマインドフルネスなどのトレーニングを企業で取り入れて行っていたりしています。

 

それぞれ内発的動機付けと外発的動機付けの違いとはそもそもどんなものなのか。

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内発的動機付け

 

内発的動機付けとは自分主体で自分の心から物事に対しての興味や関心などの好奇心が湧き出てきて、それに向かって達成感や満足感を、充実感を得たいと思えるような、自分の内面的な要因によって動機付けされることをいいます。

 

内発的動機付けの例

・趣味

・遊び

・ゲーム

 

などついつい誰にもやるように言われていないのに夢中になってやってしまうものです。

 

これら遊びに限らず、自分が「楽しい」という感情を得るためにやっているようなものはだいたい内発的動機付けになります。

 

内発的動機付けのメリット

 

「やらなければならない」ではなくて、「やりたいからやる」が原動力となっていて

 

自発的に動機付けするために、外的要因にも強く、持続性を持ちやすいです。

 

自分主体で動くので生きがいにもなり、幸福になるためのカギにもなります。

 

自分で決めることによって自己肯定感が高まる。

 

内発的動機付けのデメリット

 

内発的動機付けのデメリット、それは意図的に持つことができないということです。

 

自分自身でも自分の心をコントロールするのって結構難しいんです。

 

「好き」になるのも好きになりたいからなるわけじゃありません。

 

いつ、どこで関心を持って好きになるかなんて確証が持てません。

 

 

外発的動機付け

 

お金だったり、誰かに褒められたいなど外側からの動機付けのことを外発的動機付けといいます。

 

今日本にある企業などの動機付けはおそらくこれがほとんどになっていると思います。

 

外発的動機づけはモチベーションを一時的に上げるのには適しているが使い方を間違えると逆効果になることもあります。

 

 

こちらのTED TALKの動画では

 

その内発的動機付けと外発的動機付けについてわかりやすく説明してくれています。

 

こちらの

 

ダニエル・ピンク

 

こちらの方は内発的動機付けについての研究をすごくされており、この方の『モチベーション3.0』

 

 

 

はなかなか面白く勉強になります。

 

この方は漫画を通して勉強するという『マンガ学』というものも高く評価しており、日本の漫画を研究するために全米最大の日米交流団体のメディア・フェローとしても日本に滞在していたりしていたみたいです。

 

これからの社会ではモノを消費する時代とは変わってきていて、今後は創造性や自律性が重要になる社会に変わっていきます。

 

そのため、従来のような生産重視である管理型のマネジメントや、「アメとムチ」といった信賞必罰の「外発的な動機づけ」は役に立ちづらくなってきてしまいます。

 

そんな時代に、私たちはどうやって自分自身を駆り立てればいいのか――。

 

科学的な研究結果を引用しながら、どのように内発的動機と外発的動機づけを使い分けていけばよいのかを教えてくれています。

 

実はなんと

 

「外発的動機付けでゲーム好きの子供をゲーム嫌いにされることができる」

 

なんてことも。

 

科学者の認識と、旧来のモチベーション論に縛られたビジネスの現場には、大きなギャップがあったんです。

 

外発的動機づけのメリット

 

創造性や気づきがいらないような生産重視のものには外発的動機づけも効果をもたらします。

 

先ほどのダニエル・ピンク氏の動画でもそれが説明されています。

 

外発的動機づけは内発的動機付けとは違ってコントロールしやすいものです。

 

つまり

 

外発的動機づけからうまく内発的動機付けへ派生させれると理想的

 

人生長く生きてると自分の好みなどもわかってくると思います。

 

今までの人生のその傾向をもう一度見直してみて、そうなるようなんとなく外発的動機づけでそういう環境に自分を置くようにしてみると、意外と自然と内発的動機付けが出てきます。

 

また今までやったことなかったことなども最初は半ば強制的な心理で動機づけは始めても、意外と「案外楽しいかも」っていう感情が起こりはじめ、自発的にその分野にかんする情報をあつめだすようになったりすることもあります。

 

うまく外発的動機付けと内発的動機付けの相乗効果が持てるといいと思います。

 

外発的動機付けのデメリット

 

一時的にモチベーションがあがるが、逆にその後は下がってしまうことも。

 

モチベーションが持続的に続きにくい。

 

 

近年は行動心理学や脳神経外科などがどんどん発展してきており、こういうことが科学的にわかるようになってきています。

 

起業でもどんどん『働き方改革』などで一部の企業では変化がみられてきてもいます。

 

内発的動機付けで社員の自己肯定感も上がり、みんながいきいきするという結果もどんどんでてきているようです。

 

皆が幸せになる世の中になるためにも、

 

この内発的動機付けを意識した経営がもっと多くの会社で行われていけばいいなと思います。

 

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