皆さんは将来に必要なお金、人生の必要経費を計算してみたことはありますか?
あなたは何歳まで仕事して、何歳まで生きたいですか?
え?そんなのわからない?
しかしこの
人生の必要経費の計算
知っているか、知っていないかだけで将来にめちゃくちゃ影響してきます!!
ではわかりやすくするために、実際に計算してみるとします。
とりあえずあなたが60歳まで仕事をして平均寿命が80歳なのでそれくらいまで生きたいにしてみましょう。
では今のお年寄りの方たちの状況を見てみましょう。
こちらは2017年の60歳以上の単身の方の支出、夫婦での支出の家計を統計で集めグラフにしたものです。
今の時代のお年寄りの方たちは1人あたり年金を約10万円もらっています。
しかしそれでは足りていないので毎月5万ずつ切り崩しています。
となると5万×12か月=年間60万円
80歳までと考えると60万×20年=1200万円。
とりあえず今のお年寄りの方たちは定年時にこれぐらいあればなんとかなります。
※毎月単身で15万、夫婦で25万として考えた場合です。結構ぎりぎりの生活です。
しかし、皆さんもご存じだと思いますが、年金システム自体がすでに崩壊してきています。
現在少子高齢化。
お年寄りの方たちが多すぎて、私たちが支払っている年金もほぼそのままお年寄りの方たちの年金が足りなくそちらに補充されています。
若者2.4人でお年寄り1人を支えている状態です。
これが今後さらに進んでいきます。
まもなく若者1.2人に対しお年寄り1人の時代を迎えようとしています。
そうなると年金もう無理じゃないですか?
となると、年金がもらえない。もらえる年齢がさらに高くなる。
必要経費が一気に上がってしまいます。
【では少し将来を仮定して計算してみましょう。】
60歳で定年して、70歳まで年金がもらえない場合。
夫婦で月25万と計算すると。
10年の必要経費=3000万。
そこからもし毎月10万の年金をもらえるとすると。
支出15万×12か月×10年=1800万
つまり定年時に4800万円必要となります。
※これは夫婦どちらも寿命80歳と考えたときです。
4800万円くらいならそれまでに用意できそうですか?
今後は退職金とかもなくなってくるかもしれません。
すごくギリギリの生活でこれです。
老人ホームに行くこともできませんし、旅行などの贅沢もなかなかするのは難しいかもしれません。
参考に今現在の貯蓄のデータを見てみましょう。
今のお年寄りの方たちは年金があるのでこれで大丈夫でしょう。
でもこれからの世代の人たちは上の方たちのやり方をなぞっていくだけでは厳しくないですか??
ところが、
人生の必要経費さえわかっていれば将来の不安を解決できるんです
そして
将来の不安を考えず、もっと好きなことにお金や時間を使えたり、早期退職なんかも可能
お金に囚われず、好きなことを自由にできるような生活をしたくないですか?
まず一番初めに書きました
『あなたは何歳まで働いて、何歳まで生きたいですか?』
ここを計算してみましょう。
1、月にどれぐらいの生活をしたいか。年間の支出は?
2、何歳まで働きたいか。
3、何歳まで生きたいか。
これがわかれば計算できます。
【人生の必要経費】
年間の支出×(生きたい年齢-今の年齢)=?
※もし子供を産んだり、結婚式や老人ホーム、他のことにもお金を使いたいならそういうところで支出も増える可能性も頭には入れておいてください。
例)
年間の支出300万×(80歳まで生きたい-今30歳と仮定)=1億5千万円
【生涯収入】
働きたい年数×大体の年収=?
50歳のアーリーリタイヤの場合。
20年×年収500万と仮定=1億。
つまり、
あと5千万さえなんとかできればアーリーリタイヤも可能である
と考えられる。
※いろんな経費を省いて大まかに考えたとして。
でもこれで
あなたのゴールに向けての必要経費がわかりました。
「え?5千万も必要なんだったら無理じゃない?」
いえいえ、実はそんなことはありません。
むしろ、もっと余裕をもった生活ができるような戦略を提案させていただこうと思います。
その具体的な戦略、解決策についてはまた次の記事から書いていきます。
お読みいただきありがとうございました。
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