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舞台版「千と千尋の神隠しSpirted Away」in 帝国劇場の初日を観劇
橋本環奈と上白石萌音のダブル主演、夏木マリやおばたのお兄さんも出演で話題
東宝の設立90周年を記念して作られたといわれる世界初の日本発の特大演劇作品と制作発表の段階から話題になっていました。
ジブリでおなじみの宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」を舞台化。
しかも、その演出をあの有名なミュージカル「レ・ミゼラブル」の初演の演出をされたといわれるイギリスのロイヤル・シェイクスピアカンパニーのジョンケアードさんが演出されるということで更に期待を膨らますファンが続出していました。
舞台「千と千尋の神隠し」
時期:2022年2・3月
場所:東京都 帝国劇場
時期:2022年4月
場所:大阪府 梅田芸術劇場メインホール
時期:2022年5月
場所:福岡県 博多座
時期:2022年6月
場所:北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
時期:2022年6・7月
場所:愛知県 御園座
スタッフ
原作:宮崎駿
翻案・演出:ジョン・ケアード
共同翻案 :今井麻緒子
オリジナルスコア :久石 譲
音楽スーパーヴァイザー・編曲:ブラッド・ハーク
オーケストレーション:ブラッド・ハーク/コナー・キーラン
美術 :ジョン・ボウサー
パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ
振付:井手茂太
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像:栗山聡之
音楽監督・指揮:深澤恵梨香
舞台監督:北條孝
演出補佐:今井麻緒子
演出助手:永井誠、小貫流星
プロデューサー:尾木佳
協力:スタジオジブリ
製作:東宝株式会社
キャスト
千尋:橋本環奈、上白石萌音
ハク:醍醐虎汰朗、三浦宏規
カオナシ:菅原小春、辻本知彦
リン:咲妃みゆ、妃海風
釜爺:田口トモロヲ、橋本さとし
湯婆婆・銭婆:夏木マリ、朴ろ美
兄役・千尋の父:大澄賢也
父役:吉村直
青蛙:おばたのお兄さん
阿部真理亜、新井海人、五十嵐結也、桜雪陽子、大重わたる、折井理子、可知寛子、香月彩里、城俊彦、末冨真由、田川景一、竹廣隼人、知念紗耶、手代木花野、中上綾女、花島令、松之木天辺、水野栄治、武者真由、保野優奈、八尋雪綺、YAMATO、山野光
舞台「千と千尋の神隠し」はミュージカルではなく、ストレートプレイ?
東宝が制作したり、レミゼラブルなどで知られる方が演出をされるということで、
勝手にミュージカルの舞台なのかなと思っていたのですが、
途中に歌はあるものの、ミュージカルというより普通にお芝居的な感じの作品でした。
チケットが取れない舞台「千と千尋の神隠し」を運よく友達から譲ってもらえました
友達にとってはとても残念なことなのですが、
世間を賑わしている新型コロナのオミクロン株に感染してしまったということで、
急遽ものすごく貴重な舞台「千と千尋の神隠し」の初日のチケットを譲ってもらえることとなりました。
こちらの作品は販売した瞬間即完売したという人気っぷりの作品。
作品が良い悪い関係なしに、これだけ一瞬で売れてしまうというのは、
千と千尋の神隠しのネームバリューが本当にすごいんだなと思います。
日本から世界に飛び立っている作品がまだほとんどないので、
これが世界に飛び立っていってくれると日本人としてはとてもうれしいですね。
映画をそのまま持ってきたような演出。映画版をリスペクト?
今回は一体どんな面白い演出をしてくれるんだろうとわくわくしていたのですが、
映画版の千と千尋の神隠しをとてもリスペクトしているんだなという印象を受けました。
そのまんま持ってこようとした感じ?
映画版に思い入れが強い人には良いのかな?
ただ映画のものを舞台でそのまんま形だけやろうとしている感じで。。。
舞台の良さがあまり出ていないような気が。。
ジョンケアードさんの演出は客に考えさせるような演出が多いといわれていますが、
なんか何をしたいのかよくわからず、
今回の作品に関してはあまりマッチしていないような印象を受けました。
パペット演出などは、ちょっと萎えました。
千尋役の橋本環奈が酷すぎた。ミスキャスティング?観て思った正直な感想
かわいかったけど、橋本環奈は正直この作品では全然よくなかった
数々の映画やドラマで今大人気の橋本環奈さん。
2011年に是枝裕和監督『奇跡』で映画デビューを果たし、2016年の初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で第40回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞。
なんと今回が初の舞台に挑戦ということで、情熱大陸などでも密着取材をされていました。
この話題の橋本環奈さんで、個人的に他の作品の橋本環奈さんは好きなのですが、
今回に関しては正直。。。。全然よくありませんでした。
ミスキャスティング?と思うほど、見てて全然その世界に入れてくれませんでした。
あの龍のシーン。。。特に残念でした。。
橋本環奈は舞台の前にストレッチもしない。これは舞台をなめてて酷い
やはり初舞台ということで、まだ経験値不足だったのでしょうか。
この舞台会見も衝撃でしたね。
上白石萌音ちゃんもこれはただの天然なのか、たぶん舞台をやるものとしてありえないと思ったんでしょうね。
そんな人が一番手で自分が二番手だといやでしょうね。
稽古は自身なりに頑張られたんだとは思いますが、
そりゃあの程度のクオリティになってしまうんだろうなって感じました。
上白石萌音ちゃんを見習って、ちゃんと舞台に向けての身体も作っていってもらいたいところです。
まあジョンケアードさんによると今回はゲネプロも行うことができなかったとおっしゃってたので、
今度よくなっていくことに期待です。
夏木マリさんとおばたのお兄さんは素晴らしかった
今回映画版同様に湯婆婆役をされた夏木マリさん。
映画そのままの声で、ジブリの映画版「千と千尋の神隠し」のファンの人達はこれだけで大興奮なのではないでしょうか。
ちょっとメイクやパペット?演出的なのは微妙だなとは思ったのですが、
さすがベテランの方だなと思いました。
またあのみんなが真似する有名な青蛙の役をお笑いタレントのおばたのお兄さんが演じていましたが。
びっくりしたことにおばたのお兄さんが一番ちゃんとしてました。笑
パペットの使い方もとてもうまく素晴らしかったです。
今回も自身で好きなことをいろいろ自分の配信に上げていたところ、声がかかったということで、
その好きさがこの良さを生み出したんだと思います。
かわいい。売れるから。とかではなくて、
やはり本人が「好き」かどうかも考慮してキャスティングするのってとても大事なんだろうなと勝手に感じました。
カオナシのダンスも話題?
カオナシのダンサーも素晴らしいという噂を聞いていて楽しみにしていました。
今回みたのは菅原小春さんという方のもの。
確かに素晴らしいダンス表現でした。
しかし、ちょっと期待しすぎてしまった感がありました。
上白石萌音版の評判や口コミがものすごく良い
自分自身、期待していた分、あまり良くなくてショックを受けていたのですが、
後日、両キャストで見た友人から、
上白石萌音ちゃんのバージョンがとても素晴らしく、作品が全く違った。
との話を聞きました。
やはりさすが実力派だからでしょうか。
一回目があまり良くなかったのでもう一度見るの勇気がいりますが、
とても気になったのでまた再挑戦してみたいと思いました。
今回正直な感想としてはこうでしたが、
まだまだ序盤ですし、きっと橋本環奈さんもこれから成長してどんどん素晴らしくなっていくんではないかと願っています。
そして上白石萌音さんのバージョンは素晴らしいという口コミや評判も多いということで、
今後この作品がこれからもロングランされ、世界に羽ばたいていくような作品になればいいのになと個人的には思いました。
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