さて、みなさんは複利って聞いたことはありますか?
もしかしたら聞いたことがあるかたもいるかもしれません。
実はこの「複利」という考え方を知っているか知っていないかだけで将来大きく差がでてしまう可能性があります。
この資本主義社会でお金も重要になってくるこの世界では知ってるととても有利になるので是非これを機に知っていただければと思います。
さて、
このブログでは「人生を遊びに」のコンセプトの元、
将来に向けての心の対策、将来に向けてのお金の対策、リフレッシュの対策(恋愛対策も)
というアプローチからみんなが自己肯定感を持ち、「好き」向かって進んでいけるようなお手伝いができたらと思っています。
今回は将来に向けてのお金の対策から。
とっても大事な考え方である複利についてご紹介したいと思います。
複利
この複利というのはお金もそうなのですが、他のいろんな面でも重要だったりするので覚えておくといいかもしれません。
まず複利とはどういったものでしょうか?
みなさんは銀行にお金を預けたりはしていますか?
そして銀行にお金を預けた時に「金利」がもらえているをご存知ですか?
実は僕らは銀行にお金を預けていることでその利子をもらっているんです。
では一体いくらくらいもらっているのでしょうか?
現在の銀行の普通預金金利が年0.001%と言われています。
つまり、一年間100万円を預けると100円の利子がもらえます。
100万円預けてたったの100円です。
逆に銀行から100万円借りると年大体3~5%と言われています。
つまり一年で3~5万円。
この差額を使って銀行というのは商売をしています。
話は戻り、
複利というものはこれを何年も続けることにより、金利にも金利がついていく仕組みのことを複利といいます。
では複利はなぜそんなに重要になってくるのでしょうか?
わかりやすい例を出してみようかと思います。
複利のマジックの例
例えば、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんという4人がいたとします。
Aさんは100万円を銀行に預けて毎年0.001%増やしました。一年が終わると100万100円です。
Bさんは100万円を毎年1%ずつ運用で増やしました。1年が終わると101万円。
Cさんは毎年5%ずつ運用で増やしました。1年が終わると105万円。
Dさんは毎年10%ずつ運用で増やしました。一年が終わると110万円。
では30年後はどうなっているでしょうか?
30年後のAさんのお金は100万143円に。
他の人たちは?
30年後のBさんのお金は143万円に。
30年後のBさんのお金は579万円に。
そして
30年後のCさんのお金はなんと3091万円にまでなっています。
1年目はたった9千900円の差だったのが、
30年経つと、3090万9千857円も差がついてしまいます。
増えたお金でいうと、DさんはAさんより20万倍以上増やしたことになります。
そしてBさんとDさんの差でもなんと22倍近くも。
これが複利の力になります。
時間が経てばたつほど、この差が広がっていってしまいます。
近年世の中は平等平等といわれていますが、この資本主義社会はそうではありません。
お金を持っているほうが有利という社会になっています。
お金を持っていない人は0.001%で運用しているのに対し、お金を持っている人は優秀なプロに頼んで年10%で運用していたりします。
不動産にしてもそうです。不動産は大体年利5%と言われています。
1億円を5%で回したらどうなりますか?
1年に500万円の利益。
つまり贅沢さえそんなにしなければ、その利益分だけで生活することもできてしまいます。
そして使わない分はさらに運用すればどんどん複利で金額が増えていきます。
このように複利というのはうまく使えばすごい可能性を秘めています。
この複利を使って金額を増やし、先ほどのような戦略でお金を回すというのも多くのお金持ちの人たちがやっている方法です。
そしてこの複利なのですが、お金だけに関してだけではありません。
日常の努力による成長に関しても複利のような現象が起こってきます。
毎日1%でも成長しようとした人は月で30%成長。
複利で2倍になるのを計算できる72の法則というのがあるのですが、
年数×成長%=72
つまり月30%成長ができれば、2ヵ月半ほどで2倍の成長をすることができてしまいます。
また学生時代にこの乗の掛け算の成長のすごさを数学で学んで印象的だったのが、
折り紙の問題でした。
折り紙を何回折れば月までの距離になるか?
何回だと思いますか?
紙の厚さを0.1ミリってことにすると
10枚で1ミリ、100枚で1センチ。
月までの距離が38万キロ。つまり3億8千万メートル、380億センチ。
よって紙が380億×100=3兆8000億枚積み重なれば月まで届くってことになります。
1回折ると2枚 2回折ると4枚 3回折ると8枚、4回折ると16枚、5回で32枚・・・って計算していくと。。
途中から一気に数が大きくなってきます。
7回で親指の爪くらい
14回で中学生くらいの身長
20回で東京~富士山
21回で東京~越後湯沢
22回で東京~盛岡
23回で東京~広島
24回で東京~上海
26回で地球一周
そして
41回じゃ届かなく42回目でようやく届きます。
どうでしたか?
はじめて聞いた人はびっくりしますよね。
ちなみにどんなに頑張っても折り紙は6~8回ぐらいしか折ることができません。
そのため理論上はそうでも現実にはチャレンジすることができません。
昔、探偵ナイトスクープやトリビアの泉でもチャレンジはしていました。
いかがだったでしょうか?
これぐらい複利はすごいってお話でした。
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