海外では昔からベンチャーの新規商品開発の資金集めにクラウドファンディングがよく使われていましたが、近年ようやく日本でも有名になってきました。
まず
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クラウドファンディング
とは
群衆であるcrowdと資金調達であるfundingという言葉を組み合わせて作られた造語でなのですが、
例えば、自分の夢「こんな商品を世の中に提供したい」「世の中のこんな問題を解決したい」「こんなことを成し遂げたい」
みたいなアイディアやプロジェクトを持つ起案者がインターネットなどを通じてその想いを発信し、共感した人から資金を集めるという方法で、そのお返しとしてお礼のお手紙やその商品を優先的にもらえたりというものがあったりします。
元々こういうものは昔からあったのですが、日本では2011年の東日本大震災の時にクラウドファンディングで資金調達されることが多々あり、有名になりました。
クラウドファンディングには4つのタイプがあります。
寄付型
投資型
融資型
購入型
これらのタイプによって支援してくれた人へのリターンが変わってきます。
寄付型だとリターンはないし、投資型なら配当だったり、融資型は利子としてリターンを受け取り、購入型は先ほど書いたようなモノのサービスや権利というような特典を貰えます
クラウドファンディングをやっている会社もたくさんあり、それらについてはネットで色々詳しく書いていたりもするのでそちらをご参照いただければと思います。
少し前だと流行っていたので、多くの人がノリで出資して、とりあえずやればたくさんお金が集まるみたいな感じで、ただその人が旅行したいだけみたいな考えが浅く、想いもそんなに強くない人でもお金を集められるみたいなサービスになっちゃっていました。
しかし、世間もなれてきたのか、最近はそんなにあまくはなくなってきました。
クラウドファンディングを成功させるのにちゃんと戦略が必要になってきます。
クラウドファンディングで成功させるためにはやはりどれだけ強い想いを持っているか。
その情熱を伝える必要があり、見てくれた人に共感をもらえるようなものでないといけません。
クラウドファンディングはお金を集められますが、目標となるお金に達しない場合は失敗となりお金を返金しなければいけなかったりします。
クラウドファンディングを成功させるための戦略
自分の友達を巻き込む
人間、特に日本人って最初の1人になるのをすごく怖がるんです。
これはイベントとか企画したり、youtubeとかの動画を作ったりするとわかるかもしれませんが、
みんな最初の1人になりたがりません。
わかりやすい人間心理がこれです。
人が集まれば集まるほど、人間は安心します。
そして警戒心が解け、行動に人が多くなります。
逆にどんなに良いと思っても、最初になるのが嫌で様子を見るという人が実はほとんどなんです。
9割の人が最初にフォロワーになりません。
勇気ある1割を待っていたのでは、なかなか難しいのです。
つまりどうするか。
それはまず
友達から巻き込む
これになります。
まず自分の周りの人を巻き込みましょう。
そしてその人たちで自分の目標となるような額をある程度埋めるくらいにします。
そうすることによって、ある程度人が集まっているからと安心して行動に移してくれる人が多くなります。
次に
現実的な目標にして、特典も申し込んだ人にとって魅力的なもので相応の価格にする
購入型の場合はリターンも魅力的ではないといけません。
基本的にキングコングの西野さんも言っているのですが、クラウドファンディングはお金を集めるものでなく、お金を交換するものと言っています。
お金に対して、それ以上に価値のあるものを相手に提供するといいです。
それは気持ちでも、時間でも、情報でも。
試演してくださる人はただ出資するんではありません。
出資することによってお金以上のものがもらえると思うから支援してくださるんです。
facebookやツイッター、インスタのフォロワーを増やす
クラウドファンディングというのはプラットフォーム自体を見る人はすごく少ないので、知ってもらうためにはトップページとかに表示されないとほとんど成功もしません。
みんなに知ってもらうためには、SNSを使ってまずみんなに自分がクラウドファンディングをやっているということを知ってもらう必要があります。
そのためにはフォロワーがたくさん必要になります。
ブログもおすすめ
SNS以外にもブログでの発信も有効的です。
ブログですと、しっかりしたブログを作っていると自分の想いと近いような人がたくさん読者として増えていきます。
そこでクラウドファンディングについて熱い想いを伝えれば結構たくさんの方たちが応援してくださったりします。
支援者との共感を大切に。プロジェクトにストーリー性を持たせて、タイトルも重要
あなたの想いをまずはわかりやすく説明すること。
どんなに熱く、どんなにすごくても理解してもらえないと支援はしてもらえません。
そしてしっかり「共感」してもらうこと。
それがすぐ伝わるようにまずタイトルをしっかり考える必要があります。
まずタイトルが悪いと読んですらもらえません。
まずタイトルでしっかりフックをかける。
そしてそこから自分の熱い想いをわかりやすく伝えていきましょう。
問題点と未来図を見せる
現在の問題と未来の姿をみせてあげることで、イメージしやすくなり、行動に移しだしやすくさせます。
支援者の不安をなくす
支援者はいろんな疑問をもっていると思います。
よくありそうな疑問などはあらかじめ用意して書いておくと抵抗なく支援してくださる手助けとなります。
これらを元にあとはPDCAサイクルを回す
しっかり熱い想いを伝え、行動していけばきっとうまくいくと思います。
クラウドファンディングは終わる最後までわかりません。
最後まであきらめないことが重要になってきます。
もしクラウドファンディングに挑戦したいという方は成功目指して頑張ってみてください!!!
そして
そこまで大きくない学生向けにいいなと思うのが
polca(ポルカ) フレンドファンディング
というものです。
こちらは自分の知り合い限定など、クラウドファンディングと基本は同じにはなりますが、
もっともっと小さい規模でやることができます。
例えば「ちょっと展示会を開いてみたいとか」「ちょっと誰かの誕生日にサプライズしたいとか」
かなり気軽なものからできます。
支援額もクラウドファンディングだと何千円、何万円だけど、polcaなら100円単位でできてしまう。
コツとしては基本的にはクラウドファンディングと同じだが
Twitterなどで拡散するときに、
#polca
@polca_jp
を付ける
などpolca使用にするといいです。
そしてしっかり感謝をすることです。
ちゃんと想いをしっかり書けば、数百円くらいなら結構支援してくださる大人の方もいらっしゃったりします。
polcaは実はめちゃくちゃ温かいサービスなんです。
お互いに支援したり、応援してくださる「想い」だったり、支援した人からの「ありがとう」が集まってきます。
困っている人や頑張りたい人のところに気軽にお金が集まる。
polcaはそんな「優しいお金」で人と人とを繋ぐ温かい素敵なサービスになっています。
気軽にも始められるものなので良ければ是非とも使ってみてください。