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自己肯定感を高めるには褒め方に工夫が必要
自己肯定感が低い人にはとにかく褒めることが大切とよく言います。
しかし、その褒め方は相手にきちんと伝わっていますか?
本人を一生懸命褒めたつもりでも、実は本人をが受け止めずに流されている可能性もあります。
そこで、今回はどんな褒め方がいいのか、褒め方の工夫をお話していきたいと思います。
自己肯定感の低い人への褒め方の工夫について
1.「あなたが」ということを強調しよう
たとえば、彼女が自己肯定感の低い人だとします。そしてその彼女がご飯を作ってくれました。
普通なら「今日の味噌汁美味しいね」とだけ言うと思います。
もちろん合っています。これで嬉しく思う人もいます。
でも、ひと工夫するなら、「○○の作ってくれた味噌汁美味しいね」と相手の名前を入れることです。
そうすることで「自分の作ったものを喜んでくれている」という認識に変わるので、自己肯定感は高くなります。
名前を入れるだけなので簡単に出来ますよね。
2.感想に+αしよう
先程の例をまた使うと、「味噌汁美味しいね」と伝えるのは単なる感想だけです。
でも、ここに+αすることもできます。
それは、「○○の作った味噌汁美味しいし、健康にいいからダイエットになる」と具体的な話を足すことです。
「掃除してくれてありがとう」よりも「○○が掃除してくれたから蕁麻疹よくなってきたよ」の方がより心に沁みます。
具体的に言われることで、しっかりと受け止められます。
ちょっと意識するだけでお互いが気持ちよく過ごすことができます。
ぜひ取り入れてみてください。
そしてさらに効果的なテクニックを2つご紹介したいとおもいます。
効果的な褒め方は繰り返し&具体的に
自己肯定感が低い人の褒め方にはコツが必要
自己肯定感の低い人は極端に自分を下げがちです。
たとえ褒めても「そんなことないし」「もっとすごい人いるし」とネガティブになってしまいます。
では、なぜそうなるのか?
褒めた時、1回しか褒めてないですか?
ネガティブ発言を返されてしまって「うっ」となり、それ以上何も言わなくなることはありませんか?
それではよくありません。何度も繰り返し褒めることと具体的に褒めることが必要です。
1.繰り返し褒めることのメリット
自己肯定感が普通レベルの人なら、繰り返し褒められると逆にうざったく感じてしまい、嫌な気持ちになることもあります。
しかし、自己肯定感の低い人は1回だけでは相手の褒め言葉を遮断してしまいます。
釘も1回だけでは奥に入りませんよね。
繰り返し打つことで奥の方まで入っていきます。
それと同じなんです。
繰り返し言うことでじわじわと相手の心に響いていき、自己肯定感が少しずつ高くなっていきます。
2.具体的に褒めることのメリット
褒める時に「すごいね!」「かっこいいね!」と抽象的な褒め方をしていませんか?
私も自己肯定感が低いタイプの人だったので、この手の褒められ方をされると真っ先に「何が?」と聞き返します。
具体的に言われないと何がすごくて何がかっこいいのか分かりません。
すごいと思ったところには何かしら具体的なものがあるはずです。
それをきちんと言葉にして伝えてあげましょう。
具体的に褒められるとその言葉をしっかり受け止めてくれますよ。
自己肯定感が低い人だけでなく、自己肯定感が普通レベルの人にも通用し、また好感度も上がる方法です。
「おや?」と思ったらこれを思い出して実践してみてください。
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