みなさんはネガティブ思考ですか?それともポジティブ思考ですか?
時期や気分によっても違うと思います。
人それぞれ自分はどっちが強いとか思う節はあるかもしれませんが、
これは変えることは可能なのでしょうか?
ポジティブ思考とネガティブ思考について
脳科学的にはポジティブ思考を生み出すような脳をサニーブレイン。
ネガティブの思考を生み出すような脳をレイニーブレインと呼んでいます。
こういう思考というのは一体いつ生まれてしまうのでしょうか?
これは生まれつきなのでしょうか?それとも環境によって作られてきたのでしょうか?
近年の研究によりますと、幸せホルモンであるセロトニンを運ぶトランスポーターの遺伝子の形が
LL(ポジティブ気味)LS(普通)SS(ネガティブ気味)
の3つの形があるようなんですが、
なんと日本人は基本的にLS,SSの二つであるようです。
つまり元々日本人はネガティブ思考になりやすい体質ではあるそうです。
でもその分、思慮深く行動できるなど表裏一体のメリットがあったりもします。
このように生まれつき元々ネガティブ思考になりやすいというものは遺伝的にあります。
しかし、それは改善することができないのでしょうか?
もちろん遺伝上の問題もあるため全員が同じように同じくらいものすごくポジティブ思考になれたりするというわけではありません。
しかし、今よりポジティブにすることは可能です。
ではネガティブな人はなぜネガティブになりやすく、ポジティブな人はポジティブでいられるんでしょうか?
その原因はなんでしょうか?
well-beingという幸せについての研究があるのですが、
そこでは
ネガティブな人がネガティブになりやすいのは、ネガティブなことを見つけるのがとてもうまいから。
逆に
ポジティブな人がポジティブになりやすいのは、ポジティブなことを見つけるのがとてもうまいから。
実はポジティブ思考、ネガティブ思考というのは一種のスキルなんです。
人間というのは同じものでも全く違うように見えてしまっていたりします。
つまり、ネガティブからポジティブになりたいなと思う方は是非、ポジティブなことを見つける練習をしてみてください。
例えばwell-beingのエクササイズの一つで
毎日夜に今日できたよかったことについて5個書いてみる。
これを一週間、一ヵ月と続けてみる。
それを続けていくと、なんと良いものを見つけることがとってもうまくなってくるんです。
もしポジティブなことが見つからないという方がいましたら、
まずネガティブなことを出してみてください。そしてそれをポジティブに変えられないかと考えてみてください。
これらのワークを継続していくことにより、ネガティブをポジティブの方向に動かすという効果があります。
良ければ是非試してみてください
その他関連記事